次男の『出来る』が増えたこと。目出度きかな。

エマです、こんにちは。

少々特性のある次男、少しずつではありますが、感情のコントロールが出来るようになってきたのか、出来る事が増えて来ました。

今までは中々感情をコントロール出来ずに、五体投地で号泣する事も多く、今もまだ、ソロリソロリ暗中模索しており、矢張りうまく感情をコントロール出来ずにうわーっとなってしまう事もありますが。それでも!5歳で出来なかった事が7歳で出来ればいい、出来たじゃないか。5歳までオムツをしていたけれど、今はちゃんと自分でトイレに行けるじゃないか。こうして少しずつ発達の個人差を埋めていって、大人になるまでに出来る事が増えていけば良い。今じゃなくたって良いんだ。そう思えるようになって、親子共々気持ちが少し楽になりました。個人差や人と異なる事に比較的寛容なドイツだからこそ、そして運に恵まれて寛容な環境にいるからこそ、そういう心情になれてきたのかなとも思います。

褒めて育てる= 叱らない育児を目指している訳ではないのです。特性故に、否定されると心が傷ついてしまって、感情が乱されるのです。自分が解いた計算が不正解であるという事実すらも。だから「次男はこれが出来るんだよね、凄いね。」「凄いね、出来たじゃん。」と言ってあげる事で、次男も自分が認めて貰えた、自分にはこれが出来るんだ、という自己肯定感や自信に繋がって、安心出来るのだろうなと感じます。

昨日は調子の良かった次男。絶好調でした。算盤の授業では時間内に全問解けて、満点。いつもは間違った答えや汚く書いてしまった答えを消しゴムで消したがるのに(算盤で消しゴムはご法度)、ちゃんと自分から二本線で消して、新しく正解を書き直すことが出来ました。最初の計算で不正解してしまったところも、そこでいつもはごねてしまうのに、すんなり再計算してくれました。自分で間違っているかな、と思ったので再計算したとのこと。物凄い成長です。勿論、またごねたり、拗ねたりする、そんな日もあるでしょう。三歩歩いて二歩下がりながらも、ちょっとずつ成長してる次男です。

次男の中の世界は美しすぎるから、どうしても道草をしながらゆっくり歩いてしまうのだろう。そんな風に道草をしつつ、色々な発見や驚きを五感いっぱいに感じながら、進め進め。

 

こんな歩き方でもいいのか。
いいのだ。一歩でも一寸でも、信じる道を  進め、進め。 

武者小路実篤「進め、進め」

 

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