エマです、こんにちは。
日曜日の散歩帰り、やけに頭上で鳥が騒いでいるなと思い視線を上げると、雁たちが集まっていました。天気も良く、上空は強い風が吹いているのでしょう。良い渡り日和。暫くして彼らは幾つかのVフォーメーションを組んで飛んで行きました。これからもっと多くの雁たちが加わって大旅団となるのでしょう。どうか無事に、また来年。

もう晩秋、寒くなったのか、夜半は外で集まって騒ぐ人々もおらず静かです。日が昇るのも7時過ぎ、起床時はまだ外は真っ暗。いつもは朝起きて台所に行くと、真向かいのパン屋さんが出勤して来て、製粉所のトラックが搬入を始まるのが目に入ります。それを見て、一日がまた始まるな、とか自分は一人じゃないんだな、と思える、そんな時間が好きです。
私は比較的町中に住むのが好きです。人々の息吹を感じられるから。勿論、騒々しい事もありますが、早朝に隣人の生活音や外からの音で一日の活動が始まる予感がする時や、また夜に電気が灯り、家族の団欒があったり、仕事から帰宅して一息つく様子など、自分だけじゃない、一人一人に生活があって皆そこに暮らしている、と思わせてくれるのです。初めてドイツで一人暮らしを始めた時は、正直淋しかったです。しかし、暫くして周りの生活音や活動の気配に気がついてからは、皆いる、一人じゃない、って嬉しくなりました。どんな生活があるのだろうとか、想像するのが楽しく、一人一人の生活が一つの物語みたいだなと思ったり。多分私は一人でいてもあまり孤独を感じないタイプなのだと思います。そういう風に物事を受け取れる健全な心身があるというのは、ある意味恵まれているのでしょうね。
秋の夜長の楽しみ。それは読書。皆さんんもお体に気をつけて晩秋をお楽しみ下さい。
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