渡り日和

エマです、こんにちは。

日曜日の散歩帰り、やけに頭上で鳥が騒いでいるなと思い視線を上げると、雁たちが集まっていました。天気も良く、上空は強い風が吹いているのでしょう。良い渡り日和。暫くして彼らは幾つかのVフォーメーションを組んで飛んで行きました。これからもっと多くの雁たちが加わって大旅団となるのでしょう。どうか無事に、また来年。

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もう晩秋、寒くなったのか、夜半は外で集まって騒ぐ人々もおらず静かです。日が昇るのも7時過ぎ、起床時はまだ外は真っ暗。いつもは朝起きて台所に行くと、真向かいのパン屋さんが出勤して来て、製粉所のトラックが搬入を始まるのが目に入ります。それを見て、一日がまた始まるな、とか自分は一人じゃないんだな、と思える、そんな時間が好きです。

私は比較的町中に住むのが好きです。人々の息吹を感じられるから。勿論、騒々しい事もありますが、早朝に隣人の生活音や外からの音で一日の活動が始まる予感がする時や、また夜に電気が灯り、家族の団欒があったり、仕事から帰宅して一息つく様子など、自分だけじゃない、一人一人に生活があって皆そこに暮らしている、と思わせてくれるのです。初めてドイツで一人暮らしを始めた時は、正直淋しかったです。しかし、暫くして周りの生活音や活動の気配に気がついてからは、皆いる、一人じゃない、って嬉しくなりました。どんな生活があるのだろうとか、想像するのが楽しく、一人一人の生活が一つの物語みたいだなと思ったり。多分私は一人でいてもあまり孤独を感じないタイプなのだと思います。そういう風に物事を受け取れる健全な心身があるというのは、ある意味恵まれているのでしょうね。

 

秋の夜長の楽しみ。それは読書。皆さんんもお体に気をつけて晩秋をお楽しみ下さい。

↓ この漫画面白い!

 

 

 

 

 

ハロウィン 2026 - チェンソーマン再び

エマです、こんにちは。

昨日は子供たちの学校で、放課後にハロウィン・パーティがありました。5-6年生だけ参加出来るので、次男が参加して長男はお留守番。

今回は、次男がずっと着たかった、2年前に製作したチェンソーマンのコスプレで参加しました。

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衣装コンテストもありますが、2年前に長男が優勝したコスチュームなのもあり、先生方や手伝いのPTAの方々も覚えているし、今回の入賞はないだろうと思っていました。チェンソーマンは結構ドイツでも有名で、道行く人の注目を集めたり、同級生たちの興奮に、次男も楽しめた模様。そして、何と優勝してしまいました。衣装コンテストは、投票ではなく、ランウェイを歩く時の拍手喝采や歓声の大きさで決まります。長男の時もそうでしたが、次男のクラスの子たちが大いに喝采してくれたそうです。次男も嬉しかったことでしょう。

これで来年のハードルが上がってしまった製作陣の我々は、来年に向け、策を練らねばと今から思案中です。何にしよう…

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ハッピーハロウィン、ハロハロハロウィン🎃👻

 

来週から秋休み

エマです、こんにちは。

9/25は中秋の名月でしたね。雨続きの日本列島ですが、日本でも月見が出来たでしょうか。ドイツでは、20時過ぎ位から素晴らしい満月を見ることが出来ました。

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次男と一緒にバルコニーから月を眺めました。「兎がお餅ついているの見える?」と訊くと、「よく見ると兎が見えるよ!」と。いいね、未だに兎が月にいると信じている次男。

こんな次男も10歳半。今週は秋休み前に中間試験が3科目もあって、勉強嫌いな次男な癇癪を起して爆発しまくりです。応用が利かないからね、習っていない!小学校では違う習い方をした!と、彼の特性発動中。多動で勉強机にじっとしていられず、始終席を立っては鍵盤に向かい、お菓子棚や冷蔵庫を開けたり、バナナを食べたり。困ったものです。学校では授業中に立ち歩く事はないですが、その分ストレスを溜めて、家で爆発するのでしょう。外で爆発しない分良い、と言ってしまっていいのだろうか?

試験科目の多い7年生の長男は親の知らないうちに既に半分は試験が終了し、良い点数を取ってきました。良き事かな。3年生頃から反抗期が未だに終わらないのでね、学校の話はしてくれません。その為、親に色々言われたくなくて、自助努力をする事が身についてきた模様。ゲームやTV三昧でギリギリまで勉強せずに登校前に机に向かう事もある長男ですが、彼には彼のリズムがあるようです。

来週から秋休みが始まりますが、5年生は試験結果次第で秋休み後の時間割が変更します。ドイツ語に難があれば、「ドイツ語支援授業」もしくは「読み書き支援授業」が一時間加算されます。平均的な成績の子たちはその間、数学・英語に振り分けられて、特別クラスの授業を受講する事になります。長男は数学特別クラスに在籍していますが、次男は・・・多分ドイツ語クラスのうちのどちらかになるだろうなと予想しています。

泣いても笑っても試験は明日から!親は試験を代わってあげられないのだから、次男よ、勉強しよ。ね?

 

 

 

 

エイエイオー!

汚部屋体質で物を溜め込む習性のあるエマです、こんにちは。

 

断捨離出来る人、片付けや収納上手な方々のブログやネット記事を読んで憧れながらも、手に届く範囲や目視出来る範囲にモノがあると便利で、モノを収納するという事が苦手。それなのに、子供が産まれたら、キャラものではない洋服や素敵な知育玩具で、キラキラした育児生活、なんて想像したり。

でも、それが親のエゴだとハッキリと気づいてしまったのです。子供が遊びたいと思う好きなキャラクターの玩具や洋服を購入する事の方が、子供に寄り添っているのだと。自分自身の幼少期を振り返って、、、いや、未だにキャラクターものやごちゃごちゃしたものが好き。なのに子供の好きなものを否定してもしょうがない。大人だって自分の好きなものを身近に置いているのだもの。大人に選択権があって子供にはない、というのはおかしい。

キャラクターものの洋服を着て、元気に幼稚園や学校へ行く事が出来るのならば良いではないか。スーツがドレスコードである地方公務員だった父もネクタイだけは好きなものを締めて、毎日会社へ行く為の気分を上げていたではないか。キャラクターに限ったものではなくても、好きなものは元気や勇気をくれる。だから毎日の友として身に着けたりして毎日を楽しく過ごせたら良いなと思う。

職場のデスクにチェンソーマンのガチャガチャのフィギュアを飾っており、ドレスコードがないからとアニメのTシャツで出勤する旦那。誰も注意しないところがドイツだ。流石に外勤時は普通のポロシャツで行きますが。ドイツは職場で快適に過ごせるようにと、家族写真や子供の工作物、好きなサッカークラブのファングッズなどを飾ったりします。私物にかなり寛容なのがドイツ流。

仕事でも家でも好きなものに囲まれていると幸せだ。だから、周りがごちゃごちゃするのだけれども。でも和む。

 

因みに私の仕事の友。皆でエイエイオー!と応援してくれます。

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オタマがハルちゃんみたいで可愛い…

 

 

 

日本の菓子折り

エマです、こんにちは。

日本には良くも悪くも、お土産や贈答文化があり、過剰包装とは言われつつも個装された素敵な菓子折りが沢山ありますね。

そんな日本へ、ドイツから帰省する時にはいつもお土産選びに苦労させられます。帰省する時季は何せ真夏ですから、有名なチョコなんて日本へ着いた瞬間、跡形もなく溶けてしまいます。それにグローバルな昨今、欧州の有名な物やお菓子なんて、日本のどこでも手に入ってしまうのですから、日本には出回っていないバージョンの物を選んだりと、お土産選びは結構大変。反対に日本からのお土産・菓子折りとしては、世界に類を見ない種類の豊富さ、美味しさがあり、日本以外で手に入れる事が出来ないものばかり。なので、日本からのお土産選びに苦労する事はなく、どちらかというと選択肢の多さに困ってしまう、という感じ。贅沢な悩みですね。

日本の菓子折りの中に入っている商品紹介の栞がとても好きです。購入した商品だけでなく、その他の商品も紹介されていたり、その販売元の創業由来なども記載されているので、菓子折りを購入したり舶来した際に入っている商品紹介の栞を読む事は私の楽しみの一つです。

欧州向けのお土産として間違いがないのは洋菓子。特にバタークッキー系が喜ばれます。私の周囲では鳩サブレ、白い恋人、ヨックモックあたりが大人気。キットカットも欧州で見ない味があれば、ネタになるのでこれもオススメ。米菓系やかりんとうは、醤油味や黒砂糖味、そもそも米菓に慣れていない人には不人気。勿論米菓が好きな人もいるので、それはお土産を配る人の味覚に応じて購入し、不特定多数へ配るお土産ならば洋菓子を選択するといいと思います。米菓はスーパーなどで大袋を購入すると安価で種類も多いのでオススメです。

今年も旦那は職場にヨックモックの菓子折りをお土産に持っていったのですが、昨晩同僚から「次回はこれがいいなあ」と商品紹介の栞の写メが送られてきて、旦那と爆笑。そう、これこそこの商品紹介の栞の醍醐味というもの。いちいち販売元のHPを見て調べる程でもないし、お茶の時間の友みたいなものです。実は私もこういった栞を収集し、時には眺めて、こんなのがあるんだ、とか、次回はこれ、なんて一人ニヤニヤしております。紙切れの収集、断捨離好きの人からするとたまったものではないですね(笑)。いや、でもこの商品紹介の栞、本の栞としても大活躍中ですし、ただの紙切れではないのです。心をトキメかせてくれますもの。

ホント、日本の菓子折り文化は世界一。

 

我が家のイチオシは春華堂のうなぎパイ。母の郷里の銘菓です。

 

 

 

どんなに長く外国にいても。

エマです、こんにちは。

この夏でドイツ在住26年、27年目に突入しました。日本で過ごした年月を越えました。日本にいても、年齢を重ねれば、故郷を離れて過ごす年月の方が上回る事が多いのでしょうから、あまり淋しいとか、郷愁の念に耐えない、とかそういう感情はないです。

 

さて、誕生月である6月に健保からオメデトウ郵便がありまして、そこにカフカの詩が書かれていたのですが、あまりパッと頭に入って来なくて、Goole翻訳をかけてみました。

Wege,

die in die Zukunft führen,

liegen nie als Wege vor uns.

Sie werden zu Wegen erst,

dadurch, dass man sie geht.

 

未来へと続く道は、私たちの前に道として現れることは決してない。

道は歩くことで初めて道になるんだよ。

 

この上なく良い言葉の選択をしているGoole翻訳は優秀ですね。それにしても、どんなに長くドイツに住んでいても、ドイツ語が好きでドイツへ来たにも関わらず、パッと日本語へ変換が出来なくて、あまりの自分のポンコツさに呆れ果てます。とはいえ、もうドイツ語は日常使いになっている所為か、感覚で理解してしまっているのも、すぐに日本語変換出来ない理由の一つです。しかし、ドイツ語が美しいと思えるのは、そのドイツ語の組み立て方や単語の選択によるからなのですが、それは、日本語へ変換した際の日本語の美しさによって、より際立つのだと思います。

言語って、外国語として学習すると、その言語が完璧に理解出来なくて悔しいと思う以上に、その言語の美しさに気づかされ、魅了される事の方が多いのではないでしょうか。言語は基本コミュニケーション・ツールではありますが、それを芸術に高めたのが、詩人だったり、作家だったり、聖書などを編纂した学者さんたちなのですよね。なので美しいドイツ語や日本語に触れる為、今日もせっせと読書に勤しみたいと思います。

 

暑い日が続きますが、皆さんもお身体に気を付けてお過ごし下さいね。

 

絶賛再読中

 

 

 

私の本棚に仲間が増えそう。漫画だけどね。

エマです、こんにちは。

私の漫画の本棚に仲間が増えそうです。まだKindleでしか購入していないのですけれど、実際に日本滞在中に本屋さんで絵を見て、装丁に触れてみたら、これはもう買うしかないな、というのが現在の感想です。

林田球氏の『ドロヘドロ』全23巻。

2000年から2018年まで18年もかけて連載・完結した古い漫画なのですが、最近旦那がテレビで観ていて気になり、漫画を読み始めてみたら面白過ぎて、つい全巻Kindleで買ってしまいました。テレビもシーズン2が始まっている模様でシーズン3も製作されるらしい。MAPPA様製作なのが良い。良く描き込んである漫画ですが、アニメとなって着色され、キャラクターに動きが加わると明確になる状況も多々あって、アニメの方も観たくもなります。堀内賢雄氏が煙役なのもまた良し。

男性向けの絵柄や内容から、後日、林田氏が女性だと知って驚き。画力もそうだし、発想や着眼力に読者としてとても驚かされる。そして主役・悪役(悪役というよりは利害のある組織の人々)、出て来るキャラクターたちが愛すべき人たちであり、パートナー愛が強い漫画。起承転結が分かりやすく、終わりもハッピーエンドなのが良い。特に最後はアツかった。煙ファミリーのボスを信頼する幹部や部下たちの想い、そんなアツき想いに自身を犠牲にしながら応えるビック・ボスの煙。魔法使いと人間の混血の心(シン)が、魔法使いと人間の共生という大団円に向けて、最後に力を振り絞り、主人公へとバトンを繋げる。あまりにも凄い漫画、今思えば、『チェンソーマン』や『呪術廻戦』にも一部オマージュされているんじゃないでしょうか。カスカベ博士の指輪見せや、恵比寿や悪魔化したニカイドウの瞳とか。ローテンブルクの有名な一角が丹波社長のお店なのもいいね。

この漫画は是非、私の本棚の『AKIRA』の横に並べたい。手元に置いておきたい位、圧巻な漫画でした。既にKindle版を購入済みで、紙媒体だと一冊千円以上してしまうので、取り敢えずは林田球氏の画集を自分へのクリスマス・プレゼントに購入したいと思います。と言いながら、次作の『大ダーク』もKindle購入してしまった。けれども、その前にもう一度『ドロヘドロ』を再読してから次作を読み進める予定です。

 

この年齢になって、こんな漫画に出会えるとは。なんと幸せ。