恋文

エマです、こんにちは。

ドイツの4年制小学校は基本4年間クラスが持ち上がり。長男の18人の小さなクラスは、クラスが小さすぎる事から崩壊の危機が何度かありつつも、それでも何とか危機を乗り越えてクラス皆一緒に4年生になれそうです。とても仲良くやっているようです。

2年生の頃から、ドイツ語を書く練習という意味もあって、各自が封筒に名前を書いて教室の扉に貼ってポストにし、お互いに手紙を書くという習慣があります。最初の頃は、皆クラスの全員から手紙が欲しいのもあって、ハガキ大の紙に一生懸命手紙を書いていました。3年生になってからは、書きたい気分の時に書くスタンスです。時々長男も手紙を貰って来ます。

本日帰宅した長男、封筒が欲しいと言い出して、内緒の手紙を書くんだと意気揚々。内緒内緒言っていたので、最初は、学校の授業でパパかママにサプライズの手紙でも準備しているのかな、くらいに思っていましたが、よくよく話を聞くと、クラスの女の子から手紙を貰ったそうです。名前は教えてくれません。私が夕食の準備をしている傍ら、折り紙の本と折り紙を持ってきて、どう折るのか聞いて来たり、別室でこっそり、貰った手紙の返事を書いていたり。

まだ旦那が帰宅していなかったものの、時間になったので、先に夕食を食べ始めていた時、パパがいないから内緒ね、と教えてくれました。女の子からの手紙には「Hi ❤」という言葉から書き始められていて、「ハートマークが書いてあるから、屹度僕の事が好きなんだ。」と。うーん、女の子はハートマークとか好きだしなあ、と思いましたが口には出さずにおきました。それでも「誰かが自分の事好きって思ってくれていると、自分もその子が好きになっちゃうよね」と言うと、「そうなんだよね。」と、単純な長男。それでも嬉し恥ずかし、少しずつ女の子に興味を持ち始めているようで、それもまた成長の証。純粋な心で育っていってくれたら幸い。