この季節ぐらいがちょうどいい。

エマです、こんにちは。

菩提樹が咲き、満開です。8分咲き位の菩提樹はいい香りで、柿の花のような芳香。これが咲き乱れると、ちょっと匂いが強すぎて、鼻がつーんとします。そして黄色い花粉がアスファルトなどに落ちるとベタベタして、ファンタを零して乾いた床のように、歩くとミキュミキュ音を立てます。そして青空駐車の車は真っ黄色。

天気も良くて暑いけれど、風が涼しく、日陰の中が過ごしやすい。雨も降らず、半袖やトップス一枚・短パンで出歩けるのって過ごしやすくて私は好きです。蒸し暑さに弱い私は、どうしても髪を上げてうなじ全開、脇汗も嫌いだからトップスが好き。一年中こんな格好で過ごすには、どこに住んだらいいのだろうか。とは言っても、セントラルヒーティングのあるドイツ、冬場でも半袖で家の中を過ごせる快適さなのだから、基本ドイツでの生活は過ごしやすいといっても過言ではないのかもしれない。まあ、それも温暖な中央ドイツに居を構えているからであって、南ドイツは雪も多いだろうし、北ドイツは夏だって肌寒い事もあると思う。そう思うと恵まれすぎている。

それにしても、人間、寒さで苛々する事は少ないけれど、暑いと苛々が増すのは何故だろうか。寒くて空腹だと、惨めな気分になるのに、蒸し暑いと、逆に頭が沸騰しそうになる。二十歳位の頃から甲状腺がよくないもあり、早朝にカッカして汗をかいてしまう以外は、あまり汗かきではなくて、暑さが内にこもりがちなのが、苛々の原因なのかもしれない。

さてさて、5月後半から夏休みに入るまで、忙しい日々を駆け抜けています。子供たちの学校や習い事関係のイベントが目白押しだからです。そして仕事の傍ら、学校の役員の役割もあったり、マルチタスク能力のない私は相変わらず、やるべきタスクに翻弄されて過ごしています。また、夏休み後に4年生になる長男は、算数・国語・HSK(郷土学・雑学)のテストが増えていて、習い事の自宅学習や日本語学習に並行して、予習復習をしなければならず、大人も子供も大忙し。

それでももうすぐ夏休み。ギリギリセーフで航空券を何とか少し安く購入できました。今回は、JAL共同運航便ですが、初の英国航空便での日本帰省です。この夏は、日本入国に対する全ての水際対策措置が撤廃されているので、日本帰省が楽になります。後は我々が健康に気をつけて出発出来る事を祈ります。そして子供たちの「ブックオフ」「ヨドバシカメラ」の連呼に負けずに、今年こそはもう少し日本の美味しい料理や観光を楽しみたいと思います。

日本は暑いかと思いますが、皆さんもお体に気をつけてお過ごし下さい。

 

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菩提樹の花。ドイツの初夏の風物詩です。