洗濯乾燥機が欲しい

エマです。

ドイツではセントラル・ヒーティングがほとんどなので、冬の方が洗濯物が良く乾きます。とはいえ、壁がカビたりするので基本、賃貸物件の場合には部屋干し禁止条項が賃貸契約書に記載されています。まぁ、皆んな空いている部屋に干すんだけれど。

では何処に干すのか?

賃貸物件の場合まず考えられるのは、浴室。バスタブがあれば、浴槽の縁に三角に立てかけられる洗濯スタンドを使うこともありますが、洋服のような大物ではなく、フェイスタオルや下着・靴下類のような小物向け。浴室が広ければ少し小さ目の洗濯スタンドを使います。私は上着の類は型崩れを避ける為にハンガーに掛けます。今までは洋服掛けに吊るしていましたが、先日、旦那が浴室に竹の棒を引っ掛ける箇所を壁に穴を開けて作ってくれました。

次にベランダ。外観問題で洗濯干し禁止というのはあまり聞いた事がありませんが、街中の賃貸物件でベランダが付いている物件はそう多くなく、あっても小さなテーブルと椅子が置けるくらい狭いです。我が家のベランダも狭くて、洗濯干しに向いてはいません。しかしベランダ側の寝室は晴れた日はよく陽が入るので、そんな時は洗濯スタンドを置いたりします。

最近の冬は湿気が多くて、夜につく結露も朝には水溜まりを作るほど。洗濯物は出来れば室内に干したくないのが本音。しかし、子供たちの洗濯物も成長と共に嵩張るし、幼稚園に通い始めてからは汚れ物も増えてきて、洗濯回数がグンと増えました。賃貸物件故にベランダも狭く、外に干すというのも難しい。冬は外に干しても乾かないし。初春から夏にかけては花粉がつくので、矢張り外には出せない。結局は室内干しになる訳です。室内に干すと屋内が狭くなるし、子供たちも遊ぶ時に邪魔だし、洗濯物だらけで旦那も良い顔をしない。シーツ類を洗った今日は3回洗濯、洗濯スタンドは3つ。ホント、洗濯物に占拠された感じ。

なので旦那と共に、洗濯乾燥機が欲しいと切に考えています。とはいえ、毎年うだうだ考えているうちに、洗濯物の乾きやすい季節になって、購入のタイミングを逃すのです。洗濯乾燥機を置く場所には問題はないのです。地下に洗濯室があって、各家庭の洗濯機が所定の位置に置いてあり、自分の洗濯機の上に置けば良いだけ。ドイツではそうやって設置することが多く、その為の取り付け器具も売っています。

この冬も洗濯乾燥機購入の検討をしてはいますが、このコロナ禍の折、夫婦共に在宅勤務で使う大きなディスプレイを購入したり、子供たち用にタブレットを購入したり、被服費が減った分、違うところでの支出が増えたのも事実。私的PCも不具合が多くて買い換えを予定中。なので洗濯乾燥機購入についても、悩みどころです。洗濯機ももうかれこれ10年使ってるしね…。まぁ、お値段張るのは仕方ないとして、電気代が結構かかるのがネックですかね。

日本は乾燥機能付き洗濯機の機種が多くて便利。ドイツは別売りが主流で、洗濯終了後、乾燥機への投入必須で2度手間。地下室へ3往復、あ、3度手間だ…。