秋めいてきました

エマです。

夏至を過ぎてから、毎日少しずつ起床時はどんより暗く、肌寒くなってきました。もう秋だね。たわわになったドングリやカスターニエン(西洋栃の木・マロニエ)が毎日其処此処に落ちている。この季節は木の実を食べる赤リスの遭遇率高し🐿子供たちも毎日登園の道すがら(専ら長男。次男はベビーカーに縛られている)集める集める。ドングリはトトロにあげようね、とその辺に放置するけれど、カスターニエンは子供たちの良い遊び道具。落ちたばかりの無傷のカスターニエンはスベスベしていて手の中にしっくりしていて、心地良い重量感もあり、とても綺麗。食べたくなる位美しいのに食べられないのが非常に残念、と食用かどうかで判断する食い意地のはったエマです。あ、橅は食べられる。アーモンドみたいな味。でも食べ過ぎ注意、お腹こわすからね。ちなみに、うちでは拾ったカスターニエンはクリスマスのアドヴェント・クランツに松ぼっくりと一緒に飾ったりしています。アチコチの公園や街路樹として植えられており、樹齢も長く、老木となると小振りだけれど沢山の実をつける。カスターニエンは虫もつかないから家に持ち帰ること毎日。ぼちぼちドングリも煮沸用に集めようかな。

ドングリと言えば、避けて通れないのが虫さん。大抵ゾウムシさんがお邪魔しているそうです。小さい頃、巾着袋いっぱいに櫟を集めて、部屋にしまっておいて、そんな事も忘れていたある日、巾着袋を取り出すと巾着袋に無数の穴が。櫟も穴だらけ。でも虫さんには遭遇せず、一体彼奴らどこに行ったんだろう。今でも謎な出来事でした。

時が流れ、次男のまだ生まれていない秋、長男がひたすらドングリ収集。過去の経緯からどうしようかと悩んでいたところ、同じプレイグループの先輩ママに、お鍋でコトコト煮ると良いよ〜と教えてもらい。素晴らしい〜〜。茹でた事で、汚れも取れてピカピカ。乾かす際に気をつけないと乾燥して割れちゃう事があるのが難だけれど、良い仕上がり。ちょうど、その頃長男はトトロにハマっており、毎日トトロのDVDを観てドングリが出てくる度、自分で集めたドングリを持って来て見せるという、素敵な思い出があります。次男が生まれてから初めての秋は次男に誤飲の危険があるんで困ったっけ。これもまた良い思い出。

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私のバイブル。こういう本っていつ見ても楽しい☆

「拾って楽しむ どんぐりの呼び名事典」(写真・文 宮國晋一/世界文化社/1.500円)