花梨貰った。

エマです、こんにちは。

車の中で子供たちと一緒にシンカリオンZの主題歌を歌っていたら、旦那に「何でそんな声で歌うの?」と訊かれました。私が答える前に、長男が「日本語とドイツ語だと声が変わるんだよ。知らないの?」と返答。使う言語によって、使う声帯部分や表情筋が異なるので、声色が変化する事を理論として知らなくても、そう返す長男、凄いなと感心しました。

 

今年の義実家の花梨収穫は少なく、実がすぐに落ちてしまうとボヤいていた義母。とはいえ花梨は虫もつきにくいし、固い実の為、あまり鳥害もないので、収穫後の事を考えずに庭に植えると持て余しがち。我が家は義母お手製の花梨ジャムが大好きで、朝食には欠かせません。長男は市販の花梨ジャムは食べないので、大切に食べ、よく食べる次男を叱責する程。次男はお手製が無くなると市販ジャムでもOKなので、惜しがらずに食べたいだけ食べます。こんなところに兄弟の性格の違いが見え隠れ。

義実家の花梨は、日本と同種の木が一本、林檎種の花梨が一本。二本分、良い収穫時は10ヶ月位かけて花梨ジャムや花梨ジュースを楽しめます。昨年分は案外早く無くなったので、長男がヤキモキしています。

そんなこんなで収穫が少なかった義実家、花梨を別途我が家で購入しようかとお伺いをたてました。しかし、ドイツの庭付き戸建のお宅で通常収穫出来るような林檎や花梨、プルーン、ベリー類は購入してまで加工したいとは思わないようで、追加購入は無しに。残念だなぁと思っていたら、別の所から救いの手が。義実家の近くに住む、柔道の審判員をしている年配の友人から、鶴の一声。自宅の庭にある花梨が大収穫過ぎて奥さん共々持て余しているとの事で、花梨を頂ける事に。

洗濯籠一杯位だろうとの事、洗濯籠と予備の袋を持参で、子供たちも連れて友人宅へ行って来ました。行ってビックリ、洗濯籠一杯どころではない大収穫。我々が到着する頃には既に大方収穫済みでしたが、一本しかない花梨の木に、まだこれから実る花梨も沢山枝にぶら下がっており、庭中が花梨の良い香りに満ちていました。持参の洗濯籠、予備袋に2袋詰め、収穫を大方頂くと、これで場所が空いた〜と友人。収穫の秋、彼にはまだまだ収穫物があったりと、庭の冬準備に余念がありません。そして義実家へ向かおうとすると、更に呼び止められ、自分たちだけでは食べきれないからと、買い物袋一杯に林檎まで頂きました。有難う、友よ。

義実家に寄り、花梨を下ろし、暫し歓談。ついでに花梨ジャムも貰ってきました。帰宅中の車の中、花梨の良い残り香に旦那も「車用に一個だけ貰っておけば良かったなぁ」と。長持ちで、かつ香りが良い為、部屋に飾って置く人、結構いるのです。確かに自宅用に残しておけば良かった〜。

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日本も収穫の秋、秋の味覚をお楽しみ下さい。