失敗は許されない、のだそう。

エマです、こんにちは。

毎日教室で話をしない長男とLちゃんですが、長男は毎日メールをチェックしたり、ウキウキワクワクしている今日この頃。先日はお家デートしてきました。恋をすると、全ての世界が鮮やかに色付いて、美しく見え、そして楽しい気持ちになるのですよね。

最近の長男語録:

「失敗は許されない。この愛を失うわけにはいかない。」

Lちゃんへのメールの返信を丁寧に書いている最中の一言。

 

心の持ち様一つで、世界は灰色にも色鮮やかにもなる。私の好きな映画の一つ↓

邦題が「カラー・オブ・ハート」って…。カタカナ表記で異なる英語を使うなら、いっそ日本語の美しい言葉で意訳出来る筈だがな、と思いつつも、そういうドイツ語の副題もヘンテコだ。副題なんていらんがな。

 

週に一時間、性教育の授業がある長男。秋休み前の週に「性交」について習ったそうです。性教育の時間はとても興味津々らしく、学童からの帰り道、大きな声で色々話してくれます。それはいいのだけれど、私たち夫婦のプライベートの事とか話されるし、必ずしもそういったテーマを聞きたい人たちばかりではない公共の場ではせめて大声では話さないようにと言っておきました。

そして自分は思春期なのだと主張しまくる長男。身体も変化してきたし、説明のつかない変な気持ちにもなってしまうのだとか。思春期の始まる平均年齢は9-13歳頃、早い子で9歳頃からなので、自分もそうなのだと、頑なに思っている。個人差があるから必ずしも9歳で思春期が始まるとは限らず、早い子遅い子がいる事を伝えましたが、あまり納得していないよう。まあ、思春期の入り口に足を踏み入れ出した感じかな。興奮気味の長男、旦那からは「ちょっと落ち着け。」と言われる始末。それでも長男は思春期という心身の大イベントをポジティブに受け入れているようで幸い。楽しい青春を謳歌してくれたらいいな。そして色鮮やかな世界がどれだけ美しいのか気づけたら、屹度心も健やかに育っていけるだろう。

私自身、性自認は女性ではあるものの、思春期になって、それを受け入れて生きていく事が辛かった。自分の母親からは放置されていて、思春期はトラウマでしかなくて、その時の不安を、人生を折り返した今もまだ引きずっている。本当に暗い闇。成長して大人になっていく過程がキラキラと明るく、希望や期待に満ちて人生を歩んで行ける人は幸い。だから子供たちにも、成長過程を不安に思わずに、清く明るく美しく乗り越えていって欲しいと思っています。そして親である私もまず前向きにならねば。子供たちに、行く先にある光を指し示してあげられたらいいなと思う。

 

思春期の葛藤がうまく描かれた作品で、お気に入りの本の一冊↓