2人目・末っ子の可愛さ

エマです。

2人目や末っ子は可愛いよね、と言われると、そうだよね〜と返すものの、そう思う感情について考えてみた。あくまで私についての感情なので、他の人に当てはまらないとは思うけれど人それぞれという事で。

次男、確かに可愛い。手離しに可愛い可愛いと言ってしまう。曾祖母も長男だけが来ると、次男次男次男コール。思うところ、次男には長男という比較対象が存在するが故に可愛いという感情が湧くのかな、と。長男は生意気盛りで大抵怒られる事ばかりするので、私もガミガミ。そして事あるごとに次男にちょっかいを出して来る長男に対して次男を守らないといけない。次男も長男という競争相手に対してママ・アピールをして甘えてくる。だから此方もいつまでも赤ちゃん扱いしてしまう。幼き者はいとおかし。

一方で、長男が生まれた頃はやはり可愛かったし、今も勿論愛しい存在。ただ初めての子供で、つい周囲の他所の子供たちや育児書などに記載されている実際には見た事もない平均的な成長発達をする子供たちと比較してしまう。こういう事は次男ではあまりない。2人目あるあるで、長男という実際に目の前にいるだけで、都合のいいように兄弟で比較される。長男の時はこうだったとか、次男は長男に比べて、ああだこうだとかね。大抵そういう時は弟に甘い採点をしてしまうのも人の常。怒られる時だって、次男はいい子にしてるのに、何であなたは、となる。でもそれは次男がまだ幼くて長男のように振る舞えないだけで、次男が今の長男の年齢になる頃には同じ事して怒られると思う。

兄弟比較しちゃいけないとは思うものの、親だって感情のある人間。その時の感情で兄弟を上手く平等に扱えない時もある。私だって、3人姉妹の真ん中っ子として、親に対して不満はあった。私ばっかり割りを食う事が多かった。でもそれは他の姉妹からしたら、あんたばかりズルイと思われる事も親からしてもらった。自分が大人になって初めて親の事情だとか納得出来た事もあった。だから思うんだけれど、親がどんなに子供たちを平等に扱ったと言っても、受け取る側の子供たちの気持ちは千差万別。だからこそ親子がお互いに信頼できる関係を築いていく事が出来たら、そういう感情のわだかまりも、いつかは雲散霧消するんじゃないかな。

前回の実家帰省の際に、母からポツリと「長女がまだ幼くて手がかかったし、妹が生まれたから、あなたの事、あんまり抱っこしてあげられなくて可哀想な事したなって」と言われて、自分の中で今迄ずっとわだかまっていた「私の事なんか構ってくれやしなかったのに」という恨みに似た感情が消えていくのが分かった。私が苦しんでいたように、母も母なりに苦しんだり考えるところがあったんだと思うと、母も感情のある人間なんだなって当たり前の事を今更ながらに思う不出来な娘なのでした。

でもまだ赤ちゃんぽい、ぷくぷくの次男は可愛い〜〜💕勿論ぷりぷりなお尻の長男も大好き〜〜💕

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1年前の2人。保育園で「僕のベイビー」って皆んなに自慢してたね☆