また性懲りも無く

エマです、こんにちは。

ここ1週間ばかり、苦しんだ花粉症由来のアトピー咳嗽が、ようやく下火になってきて一息。

ポプラの綿毛が雪のように舞う今日この頃、また性懲りも無く枇杷を購入しました。

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花粉症で身体が過敏な今、あまりアレルギーのある食物は控えるべきなのですけれど。2、3日前にスーパーで枇杷を見かけてはいたのですが、購入は躊躇していました。しかし、旦那に枇杷を見かけた事を伝えると、「またジャムを作ってあげるよ」と嬉しい一言。加熱さえしてあれば大丈夫。早速、枇杷を購入してきました。酸味のある枇杷のジャム、旬の果物を食べられるこの幸せ。アリガトネ。

そして、やっと五月人形と鯉幟を出しました。

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元々、いらんいらんと言っていた雛壇や五月人形や鯉幟、半ば押し付けられるように、我が家に到来したものですが、こうして四季折々楽しませてくれ、今では有難い両親からの贈り物です。子供たちにとっても、良い思い出となってくれたら嬉しいです。

 

皆さんも良い祝祭日をお過ごし下さい。

 

 

 

 

 

ランドセル

エマです、こんにちは。

長男の次の上級学校であるギムナジウムの抽選選別完了まで、まだ2ヶ月ありますが、どの学校へ通うにしても新しいランドセルが必要になります。小学生が使う箱型の大きなランドセルよりも、シュッとしていてリュックに近いです。ドイツの4年制の小学校で使うランドセルの多くは、アニメなどのキャラクターがモチーフだったりしますが、5年生ともなると、そういったやや幼なげな物からは卒業、矢張りスタイリッシュでカッコいい物が好まれるようです。

個人的には2、3年は今までのランドセルでもいいかなと思っていましたが、旦那から、それは駄目だと待ったが入りました。新年度ですから、心機一転新しいランドセルで気持ち良く学校へ通って欲しいのだそうです。自分が親にして貰った事だから、自分も子供にはそうしてやりたいという親心。その気持ちは良く分かります。そんな訳で新しいランドセル購入へと相成りました。但し、筆箱や体操着袋などのセット品ではなく、ランドセル単品と雨天用レインカバーを購入する事に。

次の学校が決定してからだと、気に入った柄のランドセルや、ランドセルそのものの在庫切れになるかもと不安になり、少しフライング気味だけれど、もう早速ランドセルを購入しました。コロナ禍に小学校入学が重なった時の教訓です。

このメーカーのランドセルを購入しました↓

www.satch.com

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また長男の進学にあたっては、現在通っている学童を辞める方向で考えています。学童は満12歳で退会なので、まだ2年間、長男は学童に通うことは出来ますが、上級学校の所在地や時間割によっては、午後に少しだけ学童に行くのも意味がなさそうな気もします。それでも昼食を学童で食べて貰えると、仕事の都合上、こちらは本当に楽なのですが。また、次男がまだ学童にいて、友だちがいるとはいえ兄の不在で心細いのではないかなとも思う事もあります。でもそんな逆境を切り開いて新しい世界を創っていくのもまた、甘えん坊の次男の成長には必要なのかもしれません。

それに、これから長男には、通学定期代、学食代、教材費などの出費も増えるし、矢張り学童は退会かなと。折角の児童手当も学童費で吹っ飛んでしまうのは、流石に勿体ない気もしています。それでも、3歳の幼稚園付属として長年通っている学童、少し後ろ髪は引かれますが。

 

花粉がまだ飛散中の今日この頃ですが、皆さんもお体に気をつけてお過ごし下さい。

 

 

 

聖木曜日の七草ソース

エマです、こんにちは。

あっという間に復活祭の季節になりました。昨日は聖木曜日、我が家の住む地域では、晩御飯に、塩茹でのジャガイモ、茹で卵に七草を刻んで作る緑のソースをかけて食べる習慣があります。その七草は、Borretsch, Kerbel, Kresse, Petersilie, Pimpinelle, Sauerampfer, Schnittlauch です。その中でも日本でも馴染みがあるのは、クレソン、パセリ、バジル、蝦夷ネギでしょうか。

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これらと茹で卵を刻んで、クレーム・フレーシュと混ぜると、緑のソースになります。

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そして、お皿に盛った茹で卵とジャガイモにソースをかけて完成。完成品の写真が無かったで、Wikipedia の写真をご覧下さい。

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本日は聖金曜日、魚料理でもと思いましたが、長男のリクエストで手巻き寿司になりました。旦那以外は生魚は苦手なので、すり身スティックや小エビ、ツナマヨ、胡瓜、卵焼きなどで食べました。アボカドも買ってあったのですが、剥いたところ、茶色になっていて食べられず。なり果物は当たり外れがあるものだし、仕方がない。

明日は土曜日、通常運転ですが、日曜日と月曜日が祝祭日でお店が閉まる為、ガッツリと買い物をする必要があります。祝祭日は特別な料理をする習慣があり、何を作ろうか悩ましい。復活祭と言えば、兎や子羊の料理ですが、兎の味はあまり好みではなく。子供たちが良く食べるローストポークにでもしようか。まぁ、明日スーパーに何があるかによるかな。作る方は旦那に任せた。おたのもうします。

 

では皆さんも素敵な復活祭をお過ごし下さい。

 

 

 

春めいて来た

エマです、こんにちは。

子供たちも2月に10歳、8歳となり、昨年よりも出来る事が増えました。いいね!

思春期真っ盛りで落ち着かない反抗期の長男は、今年の夏休み後から5年生、中等教育が始まります。昨日、願書提出期限日でした。どうか第一志望の学校に入れますように。偏食の次男は、身長の伸びが長男より一年遅い感じ。長男が7歳の時の身長、やや小ぶりです。でも出来る事が増えてきて何よりです。

ここ暫く気温がとても高く、春めいて来ました。赤リスもあちこちに出てきているし、クロッカスや福寿草ヒメオドリコソウも花を開き始めました。昨日の朝、渡り鳥の雁が越冬を終えて、鳴きながら戻って来る所を目撃。ちゃんとVフォーメーションで帰って来ました。春の訪れ、嬉しく思います。

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スーパーへ行くと、もう復活祭のチョコレートが沢山陳列されています。Lindtのウサギのチョコレートが並んでいる姿は圧巻です。クリスマス時季のサンタチョコレートよりも心が踊らされますね。とはいっても、旦那も私もミルクチョコは苦手。ビターチョコレートのカカオ含有量多めが好きなので、ミルクチョコやヌガートチョコよりも、Ritter Sport のビターチョコレートばかり食べています。そしてRitter Sport の新作、コーヒーチョコが出たので私は大いに嬉しい。もうちょっとモカチョコっぽくてもいいかな、と思いましたが、美味しく頂きました。

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小学校への道すがら、沈丁花のような花の香りのする植木がいくつも生えており、春先に其処を通るのが好きです。昔住んでいた家の庭先に植えてあった沈丁花はレモンのような甘酸っぱい香りがして、小さい頃から好きでした。新芽を千切ってその青臭い匂いを嗅ぐのも好きでしたが、確か葉や汁にも毒性があると読みましたが、鼻にくっつけても大丈夫な程元気な子供でした。それにしても何という木なのだろう、この沈丁花のような香りのする植物は。今度写真を撮って調べて見たいと思います。

 

それでは皆さんもお体に気をつけて春の訪れをお楽しみ下さい。

 

新しい年が明けて。

エマです、こんにちは。

新しい年明けですね。今年は辰年、皆さんにとっても良い一年になりますように。

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1月6日に降誕節は終了しましたが、地方自治体による樅の木の回収日が我が家の居住地区は17日、その日までずっと飾られていました。子供たちにクリスマス飾りを片付けて貰い、いよいよ樅の木ともお別れです。感謝と共にさようならです。

 

1月2月は日本語学校での書き初め会、漢字復習テストやら、長男の進学関連の学校説明会やオープンデー見学、願書提出、そして兄弟二人の誕生日など、やるべき事が目白押しです。特に長男の進学関連に関しては、希望校を1から練り直す事に方向転換した為、まだまだ夫婦親子意見が揃わないのもあって、悩ましいところではあります。長男としては、現在仲の良い友だちが希望する学校が良いらしい。新しい環境が苦手が長男にとっては、顔なじみがいるという事は、安心材料の一つでもあるのでしょう。勿論、色んな価値観や家庭環境問わず出来た小学校の友だちというのは人生の中で大切でもあるとは思います。ただ、友人は新しいライフステージによって変わって来る事もあるし、ずっと一緒という訳にはいきません。まだ薄らぼんやりとしているであろう未来や将来やりたい事を考えて学校を決める事も大切なのかなあとも思ったり。

 

大雪・アイスバーン警報のあった我が家の居住地域、一昨日は転倒の危険回避の為に学校を1日休んでも良いとはなりましたが、我が家は親が通学送迎に同伴して授業には参加しました。昨日は積雪はありましたが、学校も通常開講。そんな雪の止んだ昨夜、晴れ渡った夜空に月が出ており、そのすぐ下には爛々と輝く星らしきものが。それを旦那に言うと、イーロン・マスクの衛星じゃないか、と。確かに衛星は目視出来る事もあるけれど、これは惑星ぽいなと思い検索。この日は木星が月の側に出るとあり、位置的にも日程的にも木星のようです。物凄い輝きです。そしてすぐに疑問点をネットで解決出来る素晴らしさ。昔の人はこうしたすぐに解決出来ない事を、何かの予兆だと思ったりして迷信というものも生まれたのかな、それはそれでロマンティックなのだろうかと考えたりしました。流石に携帯電話ではブレて写真がうまく撮影出来ないけれど、今夜もまた夜空を見上げて見ようと思いました。

 

寒い折、皆さんもお体に気をつけてお過ごし下さい。

 

 

 

 

 

再読『飛ぶ教室』

エマです、こんにちは。

久々に再読しました、ケストナーの『飛ぶ教室』。岩波書店ケストナー少年文学全集は箱買いして持っているのですけれど、思いっきりケストナーのファンという訳ではないのです。どちらかというとドイツ児童文学ならばプロイスラーが好きで、『クラバート』は中々面白く読めました。

飛ぶ教室』を初めて読んだのはもう何年も前の昔、原文で読んだのです。その時、冒頭の導入箇所に馴染めず、最後までただ何となくポワーンと読んでおり、これは私自身のドイツ語力のなさ故かと思い、翻訳本でも読んでみました。しかし、やっぱり原文を読んだ際に感じた違和感が、同じように翻訳本からもするように感じ、それ以来、『飛ぶ教室』を避けて、長い間再読する事はありませんでした。

それ以降、プロイスラーだったり、別のドイツの児童文学だったりを、原文もしくは翻訳本で読むようになって、ケストナーを読んだ時に感じた違和感のようなものが、何となく分かって来たように思います。ドイツの児童文学の、子供に噛み砕いて語り聞かせるような話の進め方や登場人物の子供っぽさが、日本の児童文学のそれとは異なるように感じました。

そうして、ドイツの児童文学を読み続け、修行を重ね、翻訳本ではありましたが、『飛ぶ教室』を再読したのです。翻訳者は、ヘルマン・ヘッセの翻訳で有名な故・ドイツ文学者の高橋健二氏。彼の翻訳ならば安心して読む事が出来ます。それでも矢張り導入箇所の違和感は感じたものの、今回は面白く読む事が出来ました。クリスマスの時季に丁度良い読み物で、気持ちの良い少年たちや先生たちが登場し、最後は大団円。それなのに、何故以前、この本を読む事が苦痛だったのか分からず、今まで再読を回避していた自分の未熟さが悔やまれます。しかし、今再読する事が、巡り合わせだったのだろうと思っています。そうして大体において自分がそうするように、これからの人生で、何度でも再読する本のリストに入れておきました。

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明日は第二降誕祭日。クリスマスが終わるのは翌年1月6日、聖三賢者の日まで。それまでは樅木は飾っておき、クリスマスを引き続きお祝いします。穏やかな優しい気持ちで新しい年を迎えられますように。

 

今年のクリスマスは鴨料理を作らない件

エマです、こんにちは。

はい、タイトル通り、今年のクリスマスには鴨料理を作らない事になりました。

早い話、消費期限の関係です。12/24が日曜日、12/25が第一降誕祭日と12/26が第二降誕祭日で、食品店舗は全て閉まっています。その為、祝祭日の買い物が出来る最終日は12/23(土)。我が家ではいつも第一か第二祝祭日に鴨料理を作るのですが、第一祝祭日の12/25に義両親が主食の牛肉ルラード(Rinderrouladen)を作ってお昼に我が家に持って来るそうなので、もし鴨料理を作るとなると12/26。本日スーパーで鴨肉を見て来ましたが、どれも消費期限は12/25。12/23(土)に再度見たところで、消費期限が変更した鴨肉があるとも思えないし、消費期限内でも、肉類はあまり長く冷蔵庫に保存しておきたくない。捌かれて店舗に並んだら、購入後出来るだけ早く消費したい。そんな理由で今年はクリスマスの鴨料理を諦める事にしました。という事で、今年は豚肉ヒレきのこのソースがけと、ゼンメル・クヌーデルと赤キャベツの酢漬けを料理していく予定です(旦那が)。

皆さんも良いクリスマスをお過ごし下さい。

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Rinderrouladen