次男、初めての床屋さん

エマです。

次男の初カットへ行って来ました。専門のキッズ・ヘアサロンなのに、流石ドイツ、誰がカットしても安定のお坊ちゃまヘル刈りの洗礼を受けてきました。

元々髪の量が細くて少ない薄毛の次男。襟足や耳まわりの毛は長くなりましたが、カットしに行くのが残念なくらい少ない薄毛。しかしカットしに行く理由があるのです。

それは誕生筆を作ってもらう事!

今でこそ剛毛多量で、産毛のお髭まである長男も髪の毛は少ない方でした。それでも次男程の薄毛ではなくて、誕生筆用に初めて髪の毛をカットしたのは確か1歳半。この時も依頼先へ送付する量が少ないかなぁと少し心配になりましたが、何とか製作して頂きました。臍の緒に代わる、嫁入り道具的な思い出の品となりました(いつか家を出る時は持って行き給へ)。

依頼先はこちら。

製品のご案内|株式会社あかしや AKASHIYA CO.,LTD

あかしやさんは、契約店舗の美容室でカットして貰う必要がなく、自分で切ってもOK。

実は長男の誕生筆を作る際、当初は別の所にお願いする予定でした。そちらの方がカット代を含めても安かったからです。全国展開をしている結構有名な誕生筆の会社なので、契約店舗が多いのも魅力的でした。ただ実家帰省の際に、予約不要との事でたまたま出向いた先の個人経営の美容室の対応が悪く、そこで製作してもらうのはやめました。一旦ケチのついた所にお願いするのは思い出に傷が付くので良くないと、母に発破をかけられたのもあります。あくまで偶然当たった契約店舗が良くなかっただけなのですけれど、印象はどうしても悪くなりがち。私だって人間ですから、そういう嫌な気持ちにもなったのは事実です(旦那もあの対応はない、と憤慨というか、逆に驚嘆していました)。

そうした経緯があって、誕生筆を作って貰える所を、またイチから探し直しでした。もう、いちげんさんになる美容室で嫌な思いになりたくなかったのと、美容室に関わる面倒臭さで、契約店舗無し・自分カットOKの所を探しました。それで辿り着いたのが、先述のあかしやさんでした。

あかしやさんは奈良県にある、毛筆や化粧用のブラシ等を職人さんたちが製作する創業1716年の老舗。電話での問い合わせにも丁寧に対応して頂いて大変有り難く、その優しい対応がとても嬉しかったです。

結局は一旦ドイツへ戻って、自分ではカットせずに床屋さんデビューでカットしてもらい、日本のあかしやさんへ長男の髪の毛を郵送しました。完成品は日本の実家へ送付して貰ったので、実際に完成品を手にしたのは完成後から随分経ってはいましたが、製作そのものは意外と早くて2ヶ月以内には受け取れたと記憶しています。その筆は我々夫婦共々大切にしており、何故かお雛様と一緒に保管しているので、毎年2月下旬には収納箪笥から出してきて、お目見えします。

今回は次男にもようやく誕生筆を作るべく、長男行きつけのキッズ・サロンへ。初めての際は泣いた長男ですが、今では美容室大好きな長男。いつも次男同伴だったので、木製の乗り物に座ってダブレットYouTube を観ながらカットして貰う姿はもうお馴染み。最近では羨望の眼差し。これはもうカットして貰うしかないでしょう。

薄毛の次男。本当ならもう少し待っても良かったのですが、待ち過ぎてこの細くて艶々な、赤ん坊のような髪の毛が無くなったらどうしよう?と心配し過ぎてしまい、今回床屋さんデビューと相成りました。泣きもせずに、ちゃっちゃっと切って貰いました。

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切る髪の毛も少ないので、YouTube でカーズを見始めてからあっという間にカット終了。

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切る前とあまり変わらないか…

長男も切って欲しかったようですが、また今度。カットの間、カットした髪の毛を受け取る為に次男の側にいましたが、やはり髪の毛が少なく、しかも思っていた程長くない。果たして筆になるのか。髪の毛が少ない分には、中身に別の毛を入れたりしてボリュームアップを図る所もあると聞いていますが(あかしやさんではどうしているのかは知りません)、如何せん短過ぎる気がしてならない。

取り敢えず週末に郵送できるように髪の毛を纏めておこう。あかしやさん、宜しくお願いします☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実家帰省 in 2018 ④ 〜つま子さんにお会いました〜

 エマです。

今回の実家帰省で何より楽しみにしていたのは、あるブロガーさんにお会いする事。皆さんもご存知、朝活の人・行動力の人、つま子さんです。

www.tsumako.com

 

先日、お会いした時の事を素敵な記事にして下さいました。

www.tsumako.com

6月に実家帰省の予定の件を記事にした際、お声をかけて頂いたのがキッカケでした。以前から、「会いたい人に会いに行くブロガー」として行動力を発揮されていた、つま子さん。雑談会を企画されていた頃から、どんな方なのか1度お会いしてみたいな〜と思っておりました。スターをつけて頂いてはいるものの、つま子さんとはまたタイプの違う自分の記事に、果たして会いたいと思われる記事を書いているかしら、と自問自答。つま子さんへのコメントにも「会いたい人がいたら勇気を持って声をかけてみる方が良い」と書いておきながら、お会いしませんか?と声をかけるのを躊躇っていました。そのタイミングでつま子さんからご連絡を頂いたのでした。

 人の懐に飛び込むのが上手な末っ子育ちのつま子さん。御連絡頂いた時から、企画草案・アウトプットと脳内処理の速さとその行動力、そして何より話しかけて下さる言葉の優しさに、構ってちゃんな真ん中っ子の私の心はトキメキましたとも!メールでのやりとりが本当に楽しかったです。説明するのが難しいのですが、言葉や行動に無駄がない、というのでしょうか。でも読者として今迄想像していたような、人間味に溢れた素敵な方でした!

最初にお会いした日は、家族4人揃ってご自宅にお招き頂き、つま子さん宅を訪問しました。つま子さんのお宅は首都近郊、私たちの滞在する実家は神奈川県寄りの都下、ちょっと離れていましたが、朝食の後にブラブラと出発しました。

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実家帰省中は電車移動が多かったので、電車に乗ると、足を踏ん張ってバランスを取るのが楽しみとなった次男。旦那に抱っこして貰って吊り革につかまったり、車窓から他の電車を見たりするのが楽しい兄弟。やはり男の子は電車が好きなんだなぁ。

つま子さんのお宅へは、最寄り駅からバスで10分弱。今はバスの支払いもPASMOが使えて便利。しかし腑に落ちないのが、乗車は後ろのドアからで、まずはPASMOでピッ。降車時は運転手さんのいる前から。何故?混雑時は不便だし、その日はバギー移動だったので、狭い通路を通っての前方での支払い、面倒だった…。何か技術上の理由なのかしら。

バス停まで、つま子さんがマイちゃんと迎えに来て下さいました。マイちゃんは人見知りもせずに、直ぐに打ち解けてお話ししてくれました。女の子らしいおしゃまさんです。ご自宅では旦那様とヨウタくんが温かく出迎えてくれました。

ご自宅の撮影は控えたので、写真はないのですが、住みよくする為の色んな工夫をされた空間。ブロガーさんたちのつま子さん宅訪問記事から垣間見たお宅が目の前に。整理整頓されているのに、目に見えない優しい生活感があり、つま子さんご一家の温かい家庭から生み出されたものなのだなぁとしみじみ。そして階段の下にはつま子さんの秘密基地、もといデスクが。ここから毎日つま子さんのブログが世界へ向けて発信されているのだと感慨深い気持ちになりました。

お昼にはあの、カツサンド!ボリュームがあって、中のお肉が柔らかくて美味しかったです。旦那もその場では言葉少なだったのに、後で大絶賛。子供たちには大好きなスパゲティ。お馴染みルイボス茶も頂きました。ご馳走さまでした!

旦那様も我が家の子供たちにベタベタ触られるのも厭わず、ご自分も幼少期に遊ばれた秘蔵の鉄道模型を出して下さって、子供たちも一緒に遊んでもらって楽しかったようです。1度次男がヨウタくんの触っていた電車を取ってしまったようで(長男曰く)、泣かせてしまうというハプニング。一緒に遊びたかったんだよね。次に会う時は屹度一緒に遊べるよ!

そして設計関係者のうちの旦那、建物や人のお宅を見るのが好きで、つま子さんの旦那様からお宅の設計図などを見せて貰い、私共々、宝くじに当たったら建てたい家を夢見るのでした。

マイちゃんは人懐こく、紙コップに長男の名前を書いてくれたり、誕生日に貰った魔法の仕掛け絵本を見せてくれたり、訪問者のおもてなし。キラキラする折り紙で作ったガラスの靴、大切なアクアビーズで2つも指輪を作ってくれました。有難う、大切にするよ(指輪は光り物に目のない次男のキラキラ・コレクションに)。

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我が家にはいない女の子。娘さんへのつま子さんの接し方や対応の仕方が、おこりんぼな育児をしている私にはとても参考になり、女の子がいるってこんな感じなのかな、というイメージが湧きました。

つま子さんに会ったら、話したい事、訊いてみたい事が沢山あった筈なのに、緊張したり、子供たちがバタバタ落ち着かないのもあって、中々濃い会話が出来ずじまいでしたが、世間話などをしていると、つま子さんを昔から知っているようなデジャヴ感があるのでした。

第2ラウンドで次にお会いした時の事については、つま子さんが素敵な記事にしてくれています(上記のリンク参照)。実は消防博物館に行った後、小さなヨウタくんがいるというのに、我が家に付き合って水道橋まで出て、旦那の行きたかった講道館、そして近くの東京ドームまでお付き合い頂いてしまいました。そして沢山の家族写真を撮って頂いて感謝です(中々家族全員の写真って撮れないものですね)。お昼寝の時間で眠かったりだったのに連れ回してしまい、その節はすみませんでした…。子供たちがお互い一緒に遊べるようになったら、屹度楽しいでしょうね。長男もヨウタくんを抱っこしたり、小さな子が大好き。次男も最近年下の子供たちが保育園へ入ってくるようになってから、小さな子には興味津々。来年また遊ぼうね!

纏まりがなく長文になってしまいましたが、つま子さんとご家族の皆さんにお会い出来たのは、この夏のビッグイベント、良い思い出となりました。このご縁を大切にしたいと思います。本当に有難うございました〜!

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旦那大好き・講道館。この日は練習してなかったけれど、いつもは大抵柔道教室などが開催されており、自由に入れます。見学に是非!

 

⑤へ続く…

(いつまで続く、この徒然帰省日記…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステーキ食べて来た

エマです。

私たちの住む町には幾つか有名なステーキ屋さんがあります(最近バーガー専門店も増えてきた)。今日は近所の友人アンドレ(仮名)が誕生日の大判振る舞いとして、我が家と長男の教父のミルコ(仮名)をステーキ屋さんへ誘ってくれました。

そもそもドイツ人には、自分の誕生日に日本のような友人たちからのサプライズはなく、自分で人を招いたり奢ったりする慣習があります。例えば、その日の飲み屋の飲み代を払うとか、職場に部署の皆んなに対してケーキや朝食を準備したり。私は面倒くさい事が嫌いなので、自分の誕生日は華麗にスルーします。家族でちょっとお祝いするだけ、それで十分です。旦那はキッシュやミートパイ、マフィンなどを自分で焼いて職場に持って行きます。職場の人も、誰かの誕生日になると期待するんだよね…。

お昼に誘われたのに、時間は2時。本日はドイツ統一の日の祝日で、朝食は遅めの8時。いつもならお昼もゆっくりとなりますが、2時待ち合わせでは、流石にお昼にありつくまでに子供たちもお腹が空いてしまいました。しかもお店は祝日の予約が出来ない上、友人が別の知人たちも誘ったのもあり総勢10名。中々10名分の席が空かず半時間ほど待ちました。なので食べ始めたのは3時過ぎ。とはいえ正午の昼食時間に比べれば、そこまで混雑しておらず、数名なら直ぐに席に案内して貰えていました。

行ったお店はこちら。

BLOCK HOUSE Restaurant - Best steaks since 1968

席に着くと子供たちに直ぐにぬりえと色鉛筆を貸してくれ、子連れにも優しいステーキ屋さんです。子供用のチェアもあり、地下のトイレにもオムツ替えの台があります。

美味しいと有名なステーキ屋さん、皆んなメニューを見てウキウキワクワク。そして本格的な300-400g級のステーキをビールを飲みながら難なく食べます。流石、肉食系男子。体育会系の私は160gのステーキと付け合わせの野菜、ガーリックのパンでお腹いっぱい。牛肉は苦手ですが、美味しかったです。子供たちはハンバーグステーキとポテトとパン、デザートにアイスを完食。結構な量を頑張って食べました!

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今日はステーキ屋さんへ行く前にミルコが我が家に合流したので、子供たちも大喜び。気さくに構ってくれるので子供たちは大好きです。ステーキ屋さんへの道すがらも、手を繋いだりチューしたり。ミルコ、ミルコと、家に居る間もバスで移動中も側から離れません。

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ミルコ、私たちも大好きな信頼出来る友人です。こういう大人が子供たちの身近にいるって良い事だ。

しかし今日はお腹いっぱい食べた〜。結局満腹過ぎて夕飯は無しになりました。アンドレ、ご馳走様でした!

日本帰省後に減量予定だというのに、どうしましょうね…

 

 

 

 

 

 

次男、質問文が言えたよ

エマです。

2歳7ヶ月の次男、今日初めて質問文が言えました!

長男の時と同様、W-Frage (所謂英語で言うWで始まる単語。例えばWhy, What, Who の類)を抜いた文だったけれど、ちゃんと言えました。とは言え、きちんと発音が出来ないので、質問された旦那は直ぐに何の事か分からずにいて、次男が何度か質問を繰り返したところで助け船を出しました。

旦那はちょうど台所のカウンターで夕飯の支度を始めたところで、南瓜を向き始めた旦那に次男が「パパ、何してるの〜」と訊いたのでした。舌足らずに聞こえるけれど、実は舌の長い次男。舌が長いのも、上手く発音が出来ない理由かもしれない。

「Papa, was machst du〜?」

パパ、ウァス・マハスト・ドゥ?

ちなみにドイツ語のWは強くヴと唇を噛むように摩擦させる英語のWと違い、噛まずに軽い摩擦音でウと発音します。

次男はWasをつけているつもりでW-Frageをすっとばし、

「Machst du〜?」

マハスト・ドゥ〜?がマシュシュ・シュ〜?

毎日側で聞いている貴方の声。何と言ったか、ママには分かるよ。

2歳7ヶ月。長男も話すのは遅かったけれど、次男の今の年齢の頃には、もう少し話せました。なので次男のゆっくりな言語発達には心配させられます。それでも、数は物が2つ以上あると「いっぱい、もっと」と言いながら、4歳の長男が未だに言えない「イチ、ニ、サン、シ、ゴ〜」とも言える次男。こうしてみると、兄弟どちらが喋る事が出来るのか混乱してくる時もある。

先にも述べたように舌の長い次男。実は義弟もそうで、小さい頃に舌の矯正をしていました。日本でだったら、次男の状況は直ぐに検診で引っかかるのだろうけれど、そこは寛容なドイツ。発達の個人差として検診で引っかかる事はありませんでした。保育園の先生は気にしてくれていますが、「2言語家庭だし、3歳までは許容範囲内」との事。子供の発達には緩急があって、ゆっくりの時もあれば、物凄い勢いで飛躍する事もある。来年の2月まで、屹度まだまだ成長出来るよ。

とはいえ3語文が言えない次男。あ、でも「パパ、仕事、行く」は3語文になるのかな⁈ コレしか言わないけれど…

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長男と戦う次男。結構強いんだな、コレが。どちらかが泣いて終了するんだけれども…

 

 

外国語って難しい

エマです。

金曜日は旦那が在宅勤務の日。いつも遅い出勤の私もこの日は、皆んなが寝ている間の朝早くに出勤します。会社の最寄駅から徒歩での道すがら、朝ぼらけの空に少数からなる渡り鳥がVの字になって暖かい地域へ向かうのが見えました。秋の風物詩。どの辺りに行くのでしょう。長い旅路、無事に辿り着けると良いのですが。また来年、帰って来るんだよ〜。

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渡り鳥の写真は撮り損ねたものの、会社から日の出が綺麗に見えたので撮影。遠くに都心が見えます。都心のど真ん中に住んでいるのに1時間もかけて田舎へ出勤。在宅勤務が出来たらなぁ。

帰宅して旦那に今朝見た渡り鳥の話をします。

「渡り鳥がVの字で飛んでたよ〜。綺麗だった〜」

「え、鳥どもがピースサインして飛んでたの?」

わざとらしく旦那がピースをしておどけて見せる。そう言われて自分でも渡り鳥がピースサインをするところを想像して噴き出してしまう。

「だってVの字じゃん?違うならなんて言う訳?」

「Vフォーメーションでしょ」

チーン…。そうとも言えるかな…。日本語だったらVの字とか矢印の形になって飛ぶって言うよね…。在独18年目にして初めて知ったよ…。

外国語って本当に難しい。長い間、外国に住んでいるのもあり、単語や言い回しが分からない際は説明を加えて話をしたりしているうちに相手方から正しい単語や表現を導けるようになってはいる。とはいえ、やはり日本語に当てはめて考える癖は中々抜けないものだと、こんな不図した時に思う。直ぐに日本語へ頭を切り替えられない時でさえそうなのです。

私の頭は日本語脳、やはり母国語は偉大だ。でも、ドイツ語もどんな言語だって美しい。ドイツ語を美しいと思える自分が嬉しい。ゲーテや名もない詩人たち、そして美しい旋律を散りばめてくれたバッハやシューベルトのような偉大な音楽家たち。偉大なる先人の技に、ドイツ語の美しさが一層際立つ。ドイツ人の同僚が校正してくれたドイツ語、なんてドイツ人らしく素晴らしい文章なんだろうと日々感じる。日独バイリンガルの元同僚が書いたドイツ語の書面。妬ましい位、羨ましかった。

言語は手段というけれど、言語は文化的芸術だと思う。手段という実用性を越えたもの。私にもいつか出来るだろうか、日本語であろうとドイツ語であろうと、その美しさをその口から発し、言葉を刻む事が。

ドイツ語で「野ばら」を読み歌う気持ちと、日本語で「ふるさと」を偲び歌う気持ちはおんなじで、涙が溢れるのです。こんな美しい言葉に出会えた事は幸せ。

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子供たちの言語に関する順応性は本当に柔軟。今のところ日本語はダメダメだけれど、ドイツ語はドイツ人的〜と思う喋り方。母ちゃん、羨ましいよ。私の人生は既に折り返し地点に来てしまいましたが、語学の伸びしろはいかに⁈ 

取り敢えず、ドイツ語の本でももっと読みましょうか…

実家帰省 in 2018 ③

エマです。

皆さん、新幹線がロボット変形するTBSアニメ「シンカリオン」をご存知でしょうか。JR東日本が監修しているので、色んな意味で安心(⁈)です。旦那がシンカリオンのTV放映が今年1月に開始した際、偶然YouTube で見つけたのをキッカケに、我が家のボーイズの心を鷲掴み。シンカリオンに心酔しております。ちょっと暴力的で刺激が強過ぎるのが難ですが、元々オタク気質の私も毎回楽しみに観ています。

新幹線が本当に変形すると信じている子供たち(長男は旦那に本物の電車は変形しないと言われたので、やはり変形しないのではと薄々感じている模様)。今回何と新幹線に乗れる事に。

私自身、新幹線には殆ど乗った事がありません。小さい頃、母の実家の静岡へ帰省する際に数える程度、「こだま」に乗った事がある位。母の実家のある所には「こだま」しか停車しないので、「ひかり」に憧れたものです。とはいえ子供3人に運賃がかかるようになると、しぜん車移動にシフトし、修学旅行はバスか飛行機でしたし、新幹線に乗る機会がありませんでした。なので私にとっても新幹線乗車体験、子供たち以上にドキドキです。

元々私の両親には、いつか外国人の旦那に日本最新技術の誇る新幹線に乗せてあげたいという希望がありました。数年が経ち我が家にも子供たちに恵まれ。実は今回の帰省では、私たち家族には普通電車で東京駅迄行き、入場券で新幹線を見学し、数年前にリニューアルした東京駅の建物を見てから、駅構内にあるトミカショップへ寄るという計画がありました。両親にもその話をしてありました。その計画遂行の前日、母から打診がありました。「お父さんと横浜経由で1区間新幹線乗って行かない?」と。

私の実家は小田急線沿線にある為、JR横浜線で新横浜まで出てから新幹線に乗る事になります。朝食の後、お留守番の母に手を振って出発です。引率(?)の父とて久しぶりの新幹線。新横浜駅では乗車券の購入の仕方がよく分からず右往左往したものの、何とか新幹線のホームへ。

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おお、ホームへ入って来るのはN700Aのぞみです。

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 龍二N700Aに乗る前から大興奮でした。

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1区間だけというのもあり、指定席チケットは取りませんでした。乗客の皆さんは大抵一人二席広々と使っていらっしゃり、座る所がなかったのですが、品川駅で結構降車されたので、やっと座れた二人。乗ってしまうと自分が新幹線に乗っているという実感の湧かない子供たち、車窓から見る新幹線に嬉々としておりました。乗っている時に変形してしまったらどうしよう、なんて思いながら。

東京駅について新幹線から降りると、遠くのホームにはE5はやぶさの姿が。はやる想いを抑えつつ、入場券を購入しに行きます。インフォメーションの方に入場券の購入の仕方やホームへの行き方を教えてもらい、何とドクターイエローの絆創膏を頂いて、何とか新幹線のホームへ到着しました。

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E5はやぶさとE7かがやき。

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E3つばさ。遠くにはN700Aのぞみ。

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E5はやぶさと連結したE6こまち。

どの新幹線も花形選手。シャープですらりとしたそのお姿、なんてなんて美しいんだろう。子供たち以上に私がわくわくどきどきです。こうした経験も子供たちがいたからこそ味わう事が出来た経験の一つ。こうした機会でなければ、ただの移動手段としてしか新幹線に乗る事もなかったかもしれない。

しかし新幹線とは物珍しいものと思いきや、沢山並ぶE5はやぶさたちに、良くある新幹線なのね、とちょっとその熱も冷めたりなんかもして。でも大集合の新幹線。子供たちも旦那も大満足。とはいえ、子供たちは目の前に輝く新幹線たちに乗ってみたくてショウガナイのでした。長男の大好きな800つばめは東京駅では見られないので、旅行がてらいつか実物を見に行く機会を作りたいと思います。

新幹線を堪能した後は、子供たち大好きマクドナルドでお昼をとり、駅構内にあるトミカショッププラレールショップでお買い物。

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中々お店から離れてくれずに大変でしたが、私もグッズやパーツを探したりと面白かったです。

トミカショップと隣接するプラレールショップは東京駅構内の東京キャラクターストリートにあり、子供も大人も楽しめます。旦那もNHKショップでどーもくんのTシャツを購入しました。

www.tokyoeki-1bangai.co.jp

 楽しい空間ですが、子供たちがお店からお店を大興奮で回るので大変です。案の定我が家の子供たちも、あれ買って、これで遊びたい、と駄々をこねたり愚図ったりしましたので、同伴の大人たちは結構疲弊します。我が家の旦那も少し見て回っただけで、もう帰る!となっていました。

とはいえ何より子供たちが楽しめたようなので、また来年是非東京駅に遊びに行きたいと思いました。私ももっと時間をかけて東京キャラクターストリートを見てみたいな、なんて。

何より、忘れがたい素敵な体験をさせてくれた両親に感謝です。

 

④へ続く・・・

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに笑いのツボにはまった件

エマです。

ユニクロのダウンベストが欲しいのに、サイズがない上、救命胴衣にしか見えない程に似合わない旦那。本日は久々に旦那に笑わせてもらいました。

月曜日長時間勤務の私。旦那は仕事の後に趣味の会の少年部の稽古へ行く日なので、義両親が本日のお迎え当番です。19時就寝の15分前に帰宅して義両親とバトンタッチ。自分の夕飯は後にして、子供たちは歯磨き・就寝です。

寝かしつけの際の最近のお気に入りの絵本は日本で購入した以下2点。

 

ぺんぎんたいそう (0.1.2.えほん)

ぺんぎんたいそう (0.1.2.えほん)

 

 

おべんとうバス

おべんとうバス

 

「ペンギンたいそう」は次男がどハマりしまして。一緒に身体を動かし体操して、最後にはおしりふりふりしてくれます。本当はもっと小さな子供向けの絵本なのでしょうが、言葉の出ない次男(2歳7ヶ月)にとって、身体を使っての読み聞かせは楽しいようです。

「おべんとうバス」は長男・次男2人共大好き。お弁当の中味の名前が呼ばれると元気に返事をしてくれます。長男は字が読めないのに、私から聞き覚えた言葉と絵を見て、たどたどしくはあるものの、1人で読むのが好きです。また、裏表紙でおにぎりさんたちが相撲を取っているのを見るのが大好きな2人です。

今日は十五夜に合わせて、「つきのぼうや」も読みました。

 

つきのぼうや (世界傑作絵本シリーズ)

つきのぼうや (世界傑作絵本シリーズ)

 

こちらは文章がいささか長いものの、長男は先週幼児教室で読んで貰った本だったので、すぐに食いつきました。次男も興味深く大人しく聞いてくれていました。

そうこうするうちに旦那が帰宅。子供たちが寝た21時頃に、ようやくありついた夕飯に義両親が用意してくれていたパンケーキを焼いてくれました。パンケーキやクレープを焼く時、旦那はよく粉砂糖をまぶして食べます。私はメイプル・シロップ派。既に食卓についた私に、台所から「粉砂糖どこ〜?」の旦那の声。うろ覚えだったので「多分引き出し」と返事。

台所で直接粉砂糖をパンケーキにまぶした旦那が食卓に合流。一口食べて静かに、「嫌な事に今気づいた」「何?」そして自分の皿を指し示す旦那にようやく気づく。そういえば引き出しの中には片栗粉が入った瓶が置いてあったよな〜。ごめん、ごめん。先日封を切った片栗粉を瓶に詰めた際、いつも片栗粉を入れる瓶だしと、一々シール貼らなかったんだわ。しかも粉砂糖は引き出しではなく、棚の奥の方へしまったんだっけ。仕方なく片栗粉をパンケーキからはたき落としメイプル・シロップに切り替えた旦那に大笑い。可哀想だけれど、笑いが止まりません。酷い目に遭ったのに落ち着いた感じの旦那。「怒ってないの?」「めっちゃ怒ってる」と淡々と返す割に表情に出さない彼に益々笑いが込み上げ。旦那は怒って声を荒げるとかは絶対にしない人。私とは正反対の人。愛しき人だ。

とはいえ政府が理不尽な政策を実施しようとするとTV相手にプリプリしている人でもあります…

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子供たちも大好きさ!