最近よく読む絵本

寝ない次男の寝かしつけに2時間もかかって疲労困憊のエマです。保育園のお昼寝が曲者なのです…

 

毎日同じ事の繰り返しの育児。その割に書くネタがあるようなないような。

最近子供たちが気に入っている本はノンタン。我が家には「ぶらんこ のせて」「ボール まてまてまて」「ノンタンのたんじょうび」の3冊常備してあり、「あわ ぷくぷくぷぷぷう」と「おねしょでしょん」は何かの機会に出すつもりで閉まってあります。

ノンタン・シリーズ。私自身も実家にあり、小さい頃から読んでいて好きな絵本の1つ。その頃はまだ今のように沢山シリーズ本が出ておらず、12巻位までしか読んだ事がありませんでした。

さて自分の子供たちの為にノンタン・シリーズを物色していて、どうしても気になったのが、悪口。他愛が無いと言われればそうかもしれないし、作者さんの時代背景を考えると普通なのかもしれない。子供時代は気にならなかった事も、大人になった今読み返すと、「あかんべノンタン」とか「くまさんのどてかぼちゃ」「ぶたさんのとうへんぼく」とか物凄く嫌だと思う自分のがいる。自分の子供たちに言って欲しくない。なので読み聞かせの際は「ひどいよ、ひどいよ」的に読んで乗り切っています。勿論、一般教養の一部、或いは雑学として、そういう言葉がある事を知っておくのは悪い事ではないかもしれませんが、やはり個人的には気になるというか。まぁ、ノンタンの悪口は時代錯誤で今はあまり使われないという事を思えば、「ばか・あほう」よりは余程マシなので出版社としてはOKなのかもしれない。しかし昔、「あかんべノンタン」論争が勃発していましたよね…

時代と共に言葉は変わる。手塚治虫氏の本だって、版を重ねると毎に、不適切と思われる表現が直される。井伏鱒二氏訳のドリトル先生シリーズ(岩波少年文庫)は反対に、あえて注意書を加えてた上で、差別用語等、表現が不適切と思われる箇所の訂正無しで出版されている。また、ドラえもんジャイアンは暴君から熱い男の子として瞳まで可愛らしくなり。色んな事がオブラートに隠されゆく。それが良い事なのか良くない事なのか、色々考えさせられる。

子供たちがまだ自分で本を選べないうちは親である私が内容を吟味して行こう。自分の趣味に走る傾向があるので、育児ブロガーさんたちの絵本紹介記事は本当に役に立っています。

元々本の虫の私。子育てに精一杯で中々読みたい本が読めないけれど、今は子供たちと楽しい絵本の世界を満喫しよう。自分が好きだった絵本に、子育てを通してまた出会える。何て僥倖なんだろう!

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最近長男にはノンタン・シリーズをもっと読みたいと何度もリクエストが。「ノンタン およぐのだいすき」も欲しい一冊。水色の色使いがとても素敵。

 

ノンタンおよぐのだいすき (ノンタンあそぼうよ (4))

ノンタンおよぐのだいすき (ノンタンあそぼうよ (4))