エマです。
在宅勤務出来る業種につき、昨年3月半ばから出勤する事のほぼない日々。とはいえ仕事をしているし、子供たちの学校や習い事もあるので、基本日にち・曜日感覚は鈍ってはいない方だと思います。
しかし今週は何故か、土曜日就寝から日曜日早朝にかけて、時間感覚が麻痺してしまいました。半覚醒だっだからかもしれませんが、早起きの旦那が起きて、それにくっついて長男が起きると、「あ、今日は月曜日だった。週末が過ぎるの早いな。起きなきゃな…」と布団の中で思いつつ、暫くウジウジしていました。温かい布団に包まれながら、いや、矢張りおかしい、月曜日の筈ない。日曜日の朝に焼くパン、今週はまだ食べてない。そこでようやく自分の間違いに気がついたのでした。それから次男も起きがけにママに子守唄を歌いながら起きて行き(子守唄をよく歌ってくれます)、自分は布団で暫しぬくぬく。とはいえ殆ど目も覚めてしまったのですが、ぬくぬくの布団の中で半時間ほどゴロゴロ、ウトウト。それでも、月曜日と勘違いして目が覚めてしまって、何だか損した気分。こういう時、まだ日曜日だっだ、ラッキーと思える性格だったら良いのだろうな。半分水の入ったコップとおんなじ。
最近の長男、「お肉を食べない」と言う事が増えました。動物が殺されたり、それでお金儲けをする人が嫌なんだとか。とは言っても、元々お肉大好きな子、中々肉断ちをする事もなく。今日の夕飯は鶏肉とマッシュポテトでしたが、お肉はちょっとだけ食べ、ひたすらポテトを食べていました。矢張りお肉は食べたくないけれど、子供のうちは時々お肉も食べないといけないから、だそう。動物愛に溢れていますが、まだ「海苔って何から出来てるの?動物?健康?」と訊いてきたり、牛乳大好きだし、バターなどの乳製品の事や卵の事も、まだよく分からないところがあります。こうして自分で考えて、経験して、どうしたいか決めていけたら良いだろう。とはいえ、野菜食べてね。
長男の動物愛の余談。先日、日本語学校での授業テーマが昔話だったのもあり、就寝前に「さるかに」を読みました。松谷みよ子氏編纂の話は私も実は初めて。別の方編纂では描写がなかった場面に、猿に投げられた青柿に潰された蟹の腹から子蟹ががしゃがしゃ生まれ出でて泣くシーンがあります。それを聞いた長男がオイオイ泣くので、旦那に何読み聞かせてるの?と訊かれる始末。トラウマものの場面に、残りの仇討ち話では挽回出来ずに、今一つ盛り上がりませんでした。そもそも仇討ち話や勧善懲悪の話は日本的、アジア的。欧州では馴染みがないようです。それでも、悲しい場面を想像して涙が出るくらい、情緒がしっかり成長してきた証拠。これからも心優しくあれ。