じわじわと。

エマです、こんにちは。

最近COVID-19 の1日の感染者数が半端ない都市に住んでいる我が家。ちらほらと周囲にも感染者や濃厚接触者が現れるようになり、じわじわと外堀から攻められている感覚に陥り、大変不安な日々を過ごしています。

元々インドア派、もとい出不精、かつ慎重な我が家はそもそもCOVID-19 の折に関わらず、不要不急の外出はしないし、義実家以外の別世帯と関わったり、幼稚園・学童以外で他所の子供たちと遊ばせる事もありません。それでも我が家の幼稚園・学童は自由保育でクラス分けがなく、建物を共有し、子供たちは物理的にも身体的にも隔てなく過ごすので、1人でも感染者を出すとクラスターになる危険があります。

矢張り最近はワクチン接種に関わらず、親が感染して、家族内感染した子供たちが学校などで・・・、と負の連鎖が物凄い勢いに。勿論、子供の誕生日会を友達を招待してクラスター、もうそろそろオンライン以外の会合や集会をしても構わないだろうと開催して感染、というケースも多く、どうしてもう少し我慢出来ないかな、と苛立ちます。まあ、いつまで我慢すればいいの、って話ですけれど、収束するまでいつまででもですよ。収束前にすぐに緩むから悪循環なだけ。

もうそろそろ、また任意で幼稚園・学童を欠席させようかとは思いますが、幾ら在宅勤務とはいえ、子供たちの送迎や昼食準備・片付けなど、勤務に少なからず影響が出て来てしまいそうです。フレックスなので、矢張り子供たちの世話などがあると、労働時間が飛び飛びになってしまい、契約労働時間いっぱいまで細切れで仕事をすると、どうしても夕方遅く、もしくは夕食後まで仕事をズルズルやらざるを得ないです(今もですが)。とはいえ感染しては元も子もないので、子供たちの幼稚園・学童を任意欠席にしようかどうしようか思案中です。小学校のクリスマス・チャリティも会社のクリスマス・パーティーもキャンセルになり、遅かれ早かれ、クリスマス前にはまた学校閉鎖になりそうな予感がしてやまない今日この頃です。

そんな中、長男の通う小学校から、今回、両親がワクチン接種を学校で受けられる事になったという連絡が入りました。卒業生の親である医師と薬剤師さんが協力してくれるそう。対象は未接種者、第2回目未接種者、ブースター接種者(第3回目)。私もギリギリ、ブースター接種可能な前提条件をクリアし、申し込みました。12月初旬に学校で接種予定です。旦那には大人のブースター接種よりも、早く子供たちの接種が完了しないと感染者数は抑え込めないと言われました。勿論そうなのですが、まだワクチン接種が出来ない12歳以下の我が家の子供たちには、どのみちまだ何も対策は出来ません。だからこそ今自分に出来る事をしていくしかありません。

 

ここのところ、欧州ではオーストリアのロックダウン及びワクチン接種義務化を皮切りに、ここドイツでもワクチン接種の法定義務化に関して議論がされており、デモも週末に行われたりしています。私個人の意見になりますが、法定義務化に関しては、議論の余地がまだあると思っています。そもそもドイツでは原則、ワクチン接種に関しては、ファイザーだったりモデルナだったり、ワクチン接種者が製造元を選択出来ますが(選択出来なかった地域もある模様)、ワクチン供給が足りない場合は、その選択余地がない。つまり法定化してしまった際に、ワクチン供給元が独占一社などになってしまった場合、それでも選択肢なしでワクチン接種を余儀なくされるという事。私自身はワクチン接種そのものに反対ではないけれど、選択肢がなくなるという事だけは避けたいと考えています。ワクチン接種拒否自体は出来ると思いますが、法定化する事で、買い物だったり、郵便局や銀行へ行ったりするような、社会的な生活が困難になる恐れがあります。冬季に入り、変異株が猛威を振るう前に接種率を上げる事に関して、現在ドイツ政府も試行錯誤しているのは分かります。全ての人間が納得する事は難しい。それならばどうしても大多数の人間を救う為の方法を選んでいくしかないのでしょう。今回のワクチン接種法定義務化を民主主義ではないと言う人もいます。民主主義であるからこそ、法定義務化に関して、ワクチン接種拒否やワクチンの種類の選択など、あらゆる選択の余地を残す為の法整備が可能なのではないでしょうか。私はドイツという国が、少数の人間を少しでもすくい取って救う為に、熟考を重ねる国だと信じています。

皆さんもお身体に気をつけてお過ごし下さい。

 

旦那作・ランタン2021。マイクラのクリーパーとカボチャのランタンです🎃

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マルティンの行列は開催出来ました。この時分、パンを分け合う事は出来ませんでしたが、季節を感じる催しに参加出来て良かったです。