第一回ワクチン接種してきました。

エマです。

先週の土曜日午前中に第一回のワクチン接種をしてきました。大きい町なので見本市会場が接種会場となっています。歩いて行けなくない距離ですが、時間通りに着きたいし、体調万全で臨みたいので地下鉄で会場まで行きました。土曜日の早朝なので地下鉄は空いていました。

1. 入場まで

会場も分かりやすく、混雑を避ける為に入口は会場前正面入口と裏口と二つに分け、警備員さんが人の出入り状況を見て、どちらから入場するか指示していました。まだ人もまばらでしたが、私は裏口からの入場でした。先に入口前の窓口で身分証とQRコード入りの予約メールを見せて、A6サイズのQRコードの書かれた型紙を貰います。第一回目と二回目や特殊ケースごとに型紙の色やデザインが異なり、一目見てすぐ分かるようになっています。

2. 会場入り前

建物に入るとまた窓口があり、QRコードの型紙と予約メールと併せて送付された用紙(事前に記入しておく必要有)と接種パスを提示、記入がされているか等の内容チェック後、返却されたそれら書類を持って、接種会場内へと進みます。

3. 会場入り

会場に入ると、少し並んでから、まずは各ブースにいるドイツ赤十字などから派遣された衛生士さんに書類を渡します。記載内容を専門的に見ながらPCに必要事項を記入して処理します。それからブース付近に待機している医師の一人を呼び、内容を二人で確認。私の場合、アレルギーが幾つかあるので、医師と確認。最終的に、接種に同意する旨を問われます。この同意は接種を受ける全ての人に確認をします。それから衛生士さんと医師が署名。接種ブースがある会場へ入ります。席は毎回巡回している人が消毒してくれます。

4. 接種ブースへ

接種ブースはオープンスペースにはなっておらず、簡易個室となっています。試着室のように空いているかいないかを青と赤の点灯式で確認出来、警備員さんが何処で待つか指示します。順番待ちの間は、個室前にある消毒済みの椅子に座って待ちます。個室内には医師と看護師が待機しています。私の場合二人とも女性で、気さくな雰囲気で過ごせました。注射は基本看護師がし、接種パスや書類への署名等は医師が行います。

5. 待機

接種後、接種ブースの裏にある待機場所に座って、副作用による体調不良が出ないかどうか暫く待ちます。ここも人が動く毎に、係の人が素早く椅子を消毒してくれます。およそ15分程が待機時間の目処です。しかし、その後外へ退場する為の最終窓口まで、そこそこ並ぶので、私は10分待ってから、列に並びました。

6. 退場

最終窓口には医師がおり、ずっと手にしていた書類を出し、内容確認をしてもらい、接種完了の情報処理をして貰います。「良い一日を!」の声と共に全てをコンプリート、退場です。

 

今回は早朝だったのもあり、案外待つ事もなく、スムーズに終わりました。裏口から出ずに正面入口から退場出来るので見本市会場を突っ切りましたが、私が退場する頃にはもう混雑して長い列になっていました。なので今回は待ち時間も少なくてラッキーでした。第二回接種は7月。次回も土曜日ですが、18時過ぎと遅いので、混雑しているかもしれません。

私の接種したバイオンテック(ファイザー)は第一回目より第二回目の方が発熱等の副作用が出やすいとの事ですが、私の周りの人たちは第一回目で結構ダウンしていました。発熱よりも、どちらかというと倦怠感と悪寒が出た人が多かったです。腕も痛くなるとの事でしたが、若い頃打っていた筋肉注射に比べると、かなり楽でした。ただ低気圧の影響か、頭痛があったので、その日一日は静かに安静にしていました。

元々、ワクチン接種には懐疑的なところもあったのですが、我が家は近親にリスクグループ患者がいるし、小さな子供たちがいる中で、旦那と私のどちらかが倒れては困るので、接種ありき、しか選択肢はありません。旦那はまだ予約すら取れておらず、私の場合は、雇用者がすぐに社員へ、接種の条件になる証明書作成に対応してくれたので、予約が早く取れて幸運でした。良いも悪いも、私の雇用者は損得勘定に長けており、判断が素早いところがあります。そういう点は、ドイツで雇用者としての企業賞を受賞するなど評価されていたりします。

ドイツのワクチン接種は今のところ順調に進んでいます。夏頃には恐らく12歳以上の子供たちの接種も開始されると思います。接種が必ずしも完全な防疫ではないですが、少しでも早く収束へ向かう事を願ってやみません。

皆さんもどうかお身体ご自愛下さい。

 

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