さらば、樅木

エマです。

待降節、聖誕祭の後、3人の聖賢者の日が終わり、1月6日をもってクリスマスは終了です。もっとも、我が家は樅木の回収の日まで、クリスマス・ツリーは出しっぱなしでした。

樅木の回収は、市の清掃会社が各地区毎に期日を決めて行われます。ゴミのコンテナに入りきるように一メートル程にカットしてコンテナへ入れる、もしくは、コンテナの横に置くなどしたものを回収するのです(各市町村によっては回収方法が違うかもしれません)。もっとも、皆、期日を守らず、クリスマスの祝祭日終了と同時に道路脇にうっちゃらかし、一人が捨てると、それを核にして、どんどんそこへ樅木を投棄してゆきます。悲しい・・・。我が家の地区は何故か今年の回収が遅く、明日。なので、昨日飾りを片付けて、今日の夜にコンテナへ入れて来ました。回収日が遅かったのもあり、前もって捨てられていたのもあってか、今日捨てられていた樅木はほとんどありませんでした。

今回の樅木は、何故か瑞々しく、あまり水を足さなかったのに、葉が乾燥する事なく、緑のまま。例年、乾燥した葉が床に落ちるので、毎日回りの掃除が必要なのに、今回はそれも不要。もしかすると化学的に何か処理されていたのかも、と旦那。

とはいえ、樅木を片付けていたので多少は葉が落ちたのですが、掃除好きな次男が顔を輝かせて箒と塵取りを持ってきて、楽しくせっせとお掃除してくれました。何だろう、赤ん坊の頃から掃除機や箒、モップで掃除するのが大好きな次男。掃除好きな義母の血筋かな?

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色の少ないドイツの冬を鮮やかな緑色で彩ってくれた樅木。有難う、また来年。