なんなのだろう、この気持ちは。

次男の慣らし保育中、10日間仕事を休んでいるエマです。

本日は長男を幼稚園へ迎えに行った後、一旦帰宅して半時間ほどオヤツ休憩をしてから近所にある長男の小児科医へ行って来ました(花粉症で鼻血がよく出るもので)。今日は混んでおらず、待ち時間なしで、受付から直接診察室へ入れたのもあり、帰りは近くの大きな公園に寄って行きました。

風が強い日でしたが太陽が出ていて、雲間から覗く青空が、芽吹きかけた木々に冴えて綺麗でした。

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長い間修復工事をしていた公園、現在はアスレチックなどの新しい遊具も増えて、子供たちに大人気。学童や幼稚園の子供たちも来ていて、大勢の子供たちが遊び回っていました。

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公園が大好きなのに、平日は無理、週末は旦那共々疲れて連れて行く事も稀なので、子供たちは大喜び。今日は夕御飯の支度も済ませてあるし、仕事は休み、時間を惜しまず遊びました。

仕事のメールのチェックやフォローはするものの、仕事から離れての生活。なんて平和なのだろう。慣らし保育中で次男だけを連れて一旦帰宅するので、買い物やら食事の支度もあって、次男に向かい合う時間があまりない上に、何をして遊ぼうかと手持ち無沙汰になる事もしばしば。しかし今日みたいに時間に追われずに子供たちと公園へ行き、子供たちの嬉々としながら走り回る姿を見るのが嬉しくて。

実は今でも育児休暇を2年取らなかった事を後悔していてですね。勤務先のチーム内で初めて育児休暇を取得した同僚が1年で職場復帰したのもあり、それをモデルに漠然と自分も1年で職場復帰しました。日本語が中々出来ない我が子たち。丁度言葉が出てくる1歳の時に職場復帰したので、日本語を話す機会が激減。子供の言葉の発達には個人差があるとはいえ、特に長男の日本語に難があるのは自分の所為ではないかと自責の念があるのです。

次男の為の育児休暇中、長男と関わりをまた多く持てるようになった時にも、新生児と幼児の2歳差子育てにてんてこ舞いではあったものの、心が満たされて平和でした。仕事に追われる事のない平和。要領が悪いので家事などに追われる事はありますが、家事が多少滞ったところで、誰かにその責任を追及されるでもなく。そんな中で子供たちの成長する姿を見守る事が出来る、なんて至福の時間なのだろう。

どうしたら、そんな時間をこれからも持つ事が出来るのだろう。仕事を辞める?でも今の賃貸にいたら生活出来ないよ。じゃぁ、どこに住む?街中は賃貸物件は高いし、交通の不便な所に住むの?子供たちの学校や医療関連の選択肢がなくなるよ。車も2台いるよ。日本帰省も出来なくなるよ。私の年金保険料払わなくなるから、貰える年金が微々たる額になるよ。色んな事を犠牲にしないと子供たちとその成長を分かち合えないんだと思うと、それはそれで辛い。屹度どの家庭も何かを犠牲にしながら生活をしているのだと思う。

こんな事をつらつらと思いながら、僅かばかりの慣らし保育の時間を過ごしています。何が言いたかったかというと、今日、太陽の暖かい陽射しの中で、子供たちと過ごした時間が尊く平和で幸せだったという事。光の中に響き渡る銀鈴のような子供たちの笑い声。こんな時間がずっと続いてくれたら良いなぁと、もうすぐ休暇が終わる前の後ろ髪引かれるような黄昏た気持ちになったのでした。

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