実家帰省 in 2018 ⑥

エマです。

神奈川県境の都下にある実家から遠いのが難ですが、毎年ほぼ葛西臨海水族園へ行く我が家。往路だけでも電車で1時間半から2時間かかります。今回は台風が近づいて来ていたのもあり、強風で交通機関が止まってしまうだろうと父に言われ、その日は家でぷらぷら。案の定交通機関が麻痺し、都内まで出ていたら帰れなくなっていたという事実。有難う、父よ。

台風が通過した後、日を変えて、新江ノ島水族館へ両親と我が家で出かけて来ました。

新江ノ島水族館

車移動でしたが、ナビをアップデートしていない父。平塚市に入った辺りから、何故か変な所へ誘導されるものの、父の遠い記憶を頼りに何とか道を修正し、結構時間をかけて到着しました(トイレに行きたくて、本当にやばかった!)。

台風の影響でまだ風が強く、海の家が解体されている中、海ではサーファーたちが波乗りに興じていました。長男も海で遊びたくて浜辺を旦那と父と散歩しながらゆっくり水族館入口まで向かい、強風にパニックになった次男は、私と母と一足先に足早に入口へ向かいました。

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民営だからでしょうか、訪問者に見せる工夫が良く考えてされているように感じました。カワウソやイルカのショー、水槽を見上げながら歩ける通路など、都内の小さな水族館に比べると、同じような施設でも迫力が違います。

因みに旦那はイルカショーが大嫌い。イルカを飼い慣らして見世物にするのは人間のエゴだと。これを観る位なら水族館へ行かないと駄々を捏ねていました。狭い檻に動物を入れて見世物にする動物園も子供の頃から嫌いで、連れて行く親に文句を言っていた強者(最近のドイツの動物園は少しマシになったと言ってますが)。動物園は駄目で水族館なら何故良いのか、その判定が良く分からないのですが、魚は小さいし、狭い檻ではなく広い水槽を自由に泳げるからまだ良いのだそう。うーん、海に比べたら魚にとって水槽は狭いし、自由を奪われているという点で何ら動物園と変わらない気もするのだが。だけれど、人一倍そういう自分の手には負えない物事にやきもきしつつ、自分の意思で動物園へ行かないという選択をする事が出来る旦那はある意味、いっぱしの「自分」を持っていて偉いと思う。でも子供たちには動物園や水族館を体験させてあげたいと思うし、その経験から「行く選択、行かない選択」を自分の意思でしていって欲しい。

偶然外回りの見学中、長男のトイレと次男のオムツ替えをしに行った御手洗いがイルカショーのある所にあり、丁度イルカショーが開催されていました。勿論、子供たちはイルカショーに釘付け。もう観るしかないです。お手洗いは観客席の1番上の天井桟敷側にあるので、観客席に座る事なく上から見ましたが、人に遮られる事なく良く見えました。旦那はその間、子供たちを連れ出すでもなく、そっぽを向いて、桟敷を行ったり来たり。ご機嫌ナナメでした。そのくせ、お昼の後にカワウソのショーを見て、「カワウソってこんなに飼い慣らせるんだ〜」と感心していたり。イルカは駄目でカワウソは良いのか?ちょっとブレのある旦那です。

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「鮫が来るぞ!」といつも追いかけっこして遊ぶのに、初めて見る鮫は何故かスルー。エイやらクラゲの方が面白いらしい。

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イルカショーがお昼頃に丁度終わり、観客がどっと食べ物屋さんに並び、室内で座席を確保出来ずに外へ出て昼食にしようとしたところ、強風に煽られて紙ナプキンが吹っ飛び次男が猛パニック。物凄いパニックぶりに我々もアワアワ。四方に飛んで行った紙ナプキンを拾え、あれも拾え、これも拾え、ギャー!次男に指示されるままに紙ナプキンを何とか拾い集め、直ぐに室内へ戻りました。仕方なく両親と我が家で別れて席を確保してお昼に。

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デザートに買った亀さんのメロンパン、美味しかったようです。この頃には次男も大好きなツナマヨおにぎりを食べて落ち着きました。

その後は同伴してくれた両親も疲れたようなので、全館細部まで観てはいないものの、出口へゆっくり向かいました。お土産屋さんで絵葉書を購入し、水槽を模したスーパーボールをガチャガチャでゲットし子供たちも楽しく過ごせたようで良かったです。

帰りは回転寿司屋で夕食。最近エビとカッパ巻きが食べられるようになった長男は大喜び。お寿司が食べられない次男と私はひたすらポテトや唐揚げやゆで卵を注文。最近のファミレス化した回転寿司屋さん、素晴らしい!小さい子供がいると、ファミレスは本当に有難い存在です。偏食気味なので、レパートリーの多さや(何かしら食べられる物があるしドリンクバーは重宝します)、子供連れへの寛大さ、多目的トイレ等など、本当に助かります。最近はトイレにフッティング・ボードのある所もあり、便利です。やはりこういうところは日本は便利だと思います。子供連れに優しいというか、集客の為の必然な感じもするのですけれど。資本主義だしさ。この話は別の機会に。なーんて、便利さには敵いません。

 

来年はまた葛西へ行くぞー!

 

⑦へ続く…