お小遣いについて考えてみた

エマです。

長男がこの度小学校へ上がった事もあり、自分たちが子供だった頃を振り返りつつ、お小遣いについて考えてみました。

 

旦那の場合

基本的に、必要な物は親に買って貰っていたので、月々に決まったお小遣いはなかったそうです。近居の祖母からは大学生になっても、毎月お小遣いを貰っていました。とはいえ、両親共々、質素に倹約するタイプなので、お小遣いをねだったりする人ではありません。あくまで孫可愛さから祖母がお小遣いを渡していたという感じです。また、ドイツでは誕生日やクリスマスには現金を貰う事もあるし、思春期からは、柔道のトレーナーをして報酬を貰ったりと、小遣いは基本自分で稼ぐ人でした。

 

私の場合

旦那と同じく、必要最低限の物は買い与えられていたので、小遣いは学年x100円でした。6年生なら6x100=600円。周りの同級生に比べて、小遣いもお年玉も少なかったです。我が家は裕福ではありませんでしたし、子供が3人もいたので、小遣いは家計を圧迫するのです。たった100円、されど100円。母は少ない家計費から何とかやりくりしてくれていました。また、お手伝いして小遣いを貰う制度は我が家にはありませんでした。お手伝いは生活共同体として、お互いが当たり前のようにするのが我が家のルールでしたので、「お金を貰う為に手伝い」というのはなしでした(勿論、各家庭により考え方は違うと思います)。また、自分の小遣いなのに、何かちょっとした物を買うのも買い食いも禁止。幾らか貯めて、母が許可した物のみ買う事を許されていました。なので、当時流行っていた、匂い玉、ロケット鉛筆、可愛い文具やシールなどは買う事を禁止されていました。買った物といえば、トシちゃんのプロマイドとファンシーショップで買った可愛いクマのショルダーバッグくらい。自分の小遣いで、自由に買う事を許されるようになったのは中学に上がってからですね。

 

我々としては長男の小遣いは、学年x1ユーロが妥当かなと思っています。とはいえ、時々貰う事がある日本の硬貨やドイツの小銭を財布から出して、その辺にうっちゃらかしている子供たち。その様子に旦那は御立腹、お金を大切に出来ないうちは小遣いなしだそうです。また、長男は毎日のように、アレが欲しい、コレが欲しいと言い、お金があったらあるだけ全部使い切る勢いの欲望があります。自分の小遣いだけれど、どこまで自由にさせるかなどの課題も今後出てくると思うので、ここは夫婦で事前に話をすり合わせておく必要がありそうです。後は羨ましがる次男への対応も考えておかねば…。

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算盤しながら小遣い帳でもつけさせるのも良いかも。