在宅勤務で分かる事

エマです。

在宅勤務・幼稚園閉鎖中で三食家ご飯の面倒くささや食費についてボヤいたばかりですが。

1年単位で光熱費等の年次決算を見ないとハッキリとした数値は分かりませんが、在宅勤務になってから、ネットへの負担、光熱費、水道代、雑費などの増額を徐々に感じだしています。

共働きの我が家、今までの電気代の年次決算を見ると、我が家の電気使用量は、単身世帯より少ないのです。使用量のみならずエネルギー代が高騰してきている昨今、在宅勤務で電気代も増額しそうです。

そう思うと、雇用者が被雇用者が快適に効率的に業務を行えるよう、日々維持に努めてくれている有り難みを感じます。

日々の清掃から始まり、電気代、トイレ等の水道代、石鹸・除菌剤、トイレ紙代。そしてコーヒー、様々な紅茶や飲料、砂糖・ミルクは無料。こうした事務所維持費を雇用者が必要経費として払ってくれているから、我々は快適に会社で過ごす事が出来る。これを在宅勤務で個人負担でやろうとすると、中々そうもいかないなと。清掃なんてまさに然り。在宅勤務で家にいるのに、掃除の時間があまり取れず、埃が溜まって薄汚れてゆく…。勿論自宅にいる事で、ちょっとした時間に買出しに行ったり、洗濯機を回すとか出来るのは好都合です。元々ドイツは日本と違い、在宅勤務に限らず、8時間なら8時間、決められた労働時間仕事すれば良いので、休憩時間も短縮したり延ばしたり、2時間医者へ行ったりと、仕事を中断しても良いところが便利です。日本で今在宅勤務しているところはどんな感じなんでしょうか。現在の状況では比較的柔軟に対応出来るようになっているかなとは思います。

いつもは雇用者は被雇用者を利用しまくる守銭奴だとかブツクサ言うのに、非日常だからこそ見えてくる側面がある。以前、銀行に勤める知人の分析学者が、目の前にぶら下げた人参宜しく、飴と鞭を上手く使って如何に被雇用者を会社に忠実であるよう働きかけるのが、効率的な雇用者なのだと言っていた。理想的な良い雇用者かどうかの判断は別として、私の雇用者は効率的な雇用者と言える。現時点で感染対策も早期実施し、社員が解雇や自宅待機にならずにIT部署の素早いフォローもあり、スムーズに在宅勤務へ移行出来ているのは、雇用者の行動力と判断力によるところ。全ての企業がそう出来るとは限らない中、有り難みを感じる。まだ持久戦が始まったばかり。是非踏ん張って欲しいと願っています。

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散った桜の花びらが石畳に映えて美しい。麗かな春は、散り急ぐ桜と共にもう過ぎゆくのかと思うと儚い…。