シャイなあの子をつかまえろ!

エマです。

蒸し蒸しする天気でイヤになります。そしてそんな天気でも虫どもは元気いっぱいですね。日本の夏は色んな虫との出会いが楽しくもあり、時にはビビらされたり。

先々日の夜、アシダカグモが実家の台所に現れました。見つけたのは旦那。手のひらサイズのあの子は雌ですね。縞模様が入っている子でした。父に報告すると、父も台所に立っている時に出くわしたそうです。夜になってから活発になるし、シャイな子なのでほっといても良いのですが、突然現れると矢張り此方も心の準備が出来ていないし、何かの折に踏んだり傷つけたくないので捕獲開始。東京とはいえ都下の田舎、虫網は常備している実家。捕獲はそういうのが大得意な父に委ねました。大っきなあの子はシャイですばしっこい。父が善戦したものの、食器棚と壁の隙間へ逃げてしまいました。まぁ、益虫(?)なんでほっとく事にしました。しかし考えてみると、アシダカグモがいるって事は、早い話、エサとなる黒いアイツが潜んでいるのでは?なんて思ったり。

翌日日中は出てこないだろうと思いつつ、隠れてしまったあの子が気になっておりました。そして夜零時、現れましたよ、あの子が。私が1人2階の部屋で、関ジャニ∞クロニクルをYouTubeで観ていると視界の端にスーッと降りてきたあの子。おおっと、おののきつつも、そうっと部屋を出て、父に応援要請。1階の寝室で、丁度寝つきかけた父を叩き起こして2階へレッツゴー。いや、中々すばしっこい。部屋から廊下の壁へ逃走を測ったあの子を捕まえ損ねつつも、遂には階段を降りたところで御用。外へ逃がしておきました。捕獲最中、それあそこ、あれあそこ、なんて、わやわややっているうちに何だか非常に可笑しくなって笑い転げてしまいました。あー、楽しかった。その夜は安眠出来ました。

本日、外出する際、暑さのあまり土中から出てきて高速移動中のミミズを発見。高熱のアスファルトへ向かっており、このままでは干からびてしまうと思い、捕獲して土の上へ。これまた物凄い速さで土の中へ潜って行きました。これは良いモノを見た。そして最寄駅へ向かう道中、セスジスズメの幼虫を発見。あの黒い、お尻のアンテナの可愛いヤツです。モリモリ葉っぱを食べていました。害虫ですが、草むらなので駆除はせず。子供たちと可愛いねぇ、可愛いねぇと、暑い中暫し芋虫を愛でました。その後撮った動画を観て、長男が可愛いねぇと画面にスリスリ。後学の為に成虫の画像も見せておきました。成虫もイケメンだよね☆

その後もショウリョウバッタモドキやキリギリスの幼虫(?)、蜥蜴を見つけたり、団子虫を転がしたり、いやもう楽しいなぁ。矢張り親が虫に興味があると、自然子供たちも虫に興味を持ってくれる(流石にスズメバチは怖くて私も逃げる)。蟻を踏まないように歩いたり、踏みそうになったら注意してくれる子供たち。足元やちょっとした植え込みにも虫の世界が広がっている。帰国まであとわずか、色んな事を見聞きして、楽しい思い出となりますように。

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赤蜻蛉はそう簡単には捕まらないよ〜!