防犯意識のススメ

 

エマです。

最近、来年の小学校入学へ向けて、ランドセル購入検討や通学路確認、防犯等色々準備されているブログ記事をちょくちょく見かけます。我が家の長男も来年の夏休み明けから就学。私も少し意識して準備をしなければ、と思うようになりました。きっかけは先日学区内の小学校から来年度入学申し込みの呼び出しがあったから。もうそんな時期か、と思うようになりました。

慌てて学童の申し込みもしておきました。現在我が家のある自治体では、学童の申し込みは保育園・幼稚園と同様、私立公立関係なく、オンライン登録申請制となっています。なので近場の学童三軒へオンラインで申し込み。

 

学童1. 小学校併設の学童

メリット: 放課後の移動が無い為、学童への同伴がいらない。自習やプロジェクト参加可能。音楽系のプロジェクトに力を入れている。

デメリット: 預かり時間が短い。長期休暇は別途申し込みが必要。

 

学童2. 幼稚園付属の学童

メリット: 現在通っている為、勝手知ったる我が家。次男も放課後に長男がくれば安心。お迎えが一箇所で済む。長期休暇中も幼稚園さえ休みでなければ通常対応。時々小学校までお迎え対応有り。小学校と近い為色々連携している。

デメリット: 小学校から徒歩で5分だけれど大きな車道を跨ぐ為、最初の数週間は同伴が必要。常に2人以上で学童へ行く必要がある。自習等はなし、お迎えまでひたすら自由に遊ぶのみ。退屈らしい。

 

学童3. 小学校から徒歩5分にあるカトリック系幼稚園付属の学童

こちらはメリット・デメリット調べていませんが、我が家の幼稚園の学童と大差ない内容だと思います。従って第3希望です。

 

学童1と2で揺れています。移動のない放課後学習のある学童1を取るか、勝手知ったる学童2をとるか。出来れば学童1で宿題を終わらせて欲しいのは山々ですが、やろうと思えば学童2でも自習出来るし(周りが騒がしいけれど)、長期休暇、授業後のお昼ご飯等の対応があるのは何より嬉しい。どのみち学童1は待機リストになりそうなので、ほぼ学童2で確定かと。園長先生にも卒園児を優先と言われたし、空きにも問題ないそう。内定はこうしてオンライン申請を他所に、口約束で進んでゆくドイツ。子供が2人いる我が家には大助かりなのだけれど、縁も所縁もない人がイチから申請となると大変だと思います。待機児童対応の透明化の為のオンライン化ですが、やはり落とし穴は色々あるようです。

 

防犯について

性犯罪、多いですね。ドイツでは男の子に対する性犯罪や性的虐待も多いです。特に思うのは、日本だとどちらかといえば見知らぬ人から触られたとか、他人による性犯罪が多い気がしますが、ドイツでは身近な人からの性犯罪が多いようです。例えば身内の人間、幼稚園や学校の先生だったり、教会関係者、ボーイスカウト系やスポーツの指導者など、子供たちに指導する立場の人間、すなわち、子供たちからすれば逆らう事の出来ない人間からの性的虐待・性的搾取が行われる可能性があります。身近な人というのは知らない人へ警戒心のようなものがないだけに注意が必要です。そして行動範囲が共通していたり、身近であるからこそ逃げ場がないのです。また不審者だってハンを押したような不審者というのもおらず、いたとしても子供ではその判断が難しいもの。それを如何にして教えていくべきか、難しいものですね。

 

子供たちに教えたい事

折りがあると、少しずつ長男に話しをしています。

  • プライベートゾーンを触らせない、見せない
  • 嫌だと言っても触ろうとする人がいたら逃げる
  • 知っている人だったとしても、嫌だと言う
  • 他の大人の人や親にその事を伝える
  • 知らない人にはついていかない

ざっとこんな感じでしょうか。

「知らない人にはついていかない」というのは子供には中々判断がつかないものです。私自身も親からそう言われてきたものの、同時に「大人や年上の言う事は必ず従うように」という事も厳しく言われてきた為、「向こうに行こう」とか更には「向こうでお母さんが待っている」なんて大人に言われたら、ついて行く事間違いなし。幼かった私自身もあわや知らない人について行くところでした。そしてそれを親に言えませんでした。何だか親の言いつけを守れなかった為、怒られるのが怖くて。そして自分自身が就学時に性的被害に遭った時、何だか変な罪悪感と羞恥心みたいなものがあり、そういう話題を出す家庭ではなかった為に、どうしても親には言えませんでした。高校生の時、スポーツ指導者から性的被害を受けた時、矢張り親には言えなかったし、親しい人たちに言っても信じて貰えないか、指導者が相手なだけに何も出来ないとなり、自分の中へ封印するしかなかったです。指導者のような人は外面が良く、上手く外堀を埋めているし、親などの大人も逆らえない場合があり、頼りになりにくいのが現実です。だから子供たちへ性教育や防犯教育をするのと並行して、社会全体で誰かがいち早く子供たちのSOSに気付けるように、子供がいる無しに関係なく、大人たちにしか出来ない子供たちを守る仕組みや環境を整える事が大切だと思います。まずは大人の意識改革から!

また、私の過失ですが、自転車で黒塗りの外車に突っ込んで、親にも言えず、修理代が出せずに悩んでいた時、「修理代が出せないなら・・・」みたいになってきそうな雰囲気だった際、その瀬戸際で助けてくれたのが身近な大人でした。相談出来る身近な大人がいるというのは、経験の浅い若い子供たちからしたら、どれだけ頼りになり安心だろう。そんな大人に私もなりたいです。

 

親イコール怒られるという負の連鎖をなくそう

自分の子供時代を振り返ると、親イコール怒られるという図式があり、親に言えないことが沢山ありました(何でも自分が悪いと頭ごなしに怒られていたので)。そしてそれは、自分が親だったら、逆に言って欲しかったと思える内容ばかり。自分の子供たちが親や周囲に助けを求められないような気持ちにならず、有事の際にありのままの事実を伝えてもらえるようにするには、矢張り普段日頃からの親子の信頼関係をしっかりしなければならないと思っています。

「今日は幼稚園で何したの?○○はいた?一緒に遊んだの?お昼ご飯は何だった?ちゃんと食べられた?泣いちゃった?誰かと喧嘩したの?ママ、お仕事してる時会えなくて淋しかったよ。」

毎日こんな質問や会話を繰り返しています。当たり障りのない、何でもない日常会話。こうした会話の中から、子供たちが楽しく幼稚園での時間を過ごせているか、ストレスを感じているのか、そして彼らのSOSをキャッチ出来るように、常に耳をダンボにしておこう。

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