怖がり

エマです。

最近、困った事があります。特に顕著なのが長男で、それが何かと言うと、怖がり。具体的に何が怖いのか自分でも分かっていないようで、漠然とした恐怖。その所為で後追いが激しいのです。

少しでも長男から離れた所で作業すると、何処にいるか確認が入り、やって来ます。常に側から離れないように、一々ついて回ります。トイレにもついて来ます。少々シツコイ。

次男もよく怖がりますが、大抵は上の階の生活音。説明すれば大抵は納得してくれます。寝ぼけながら見た、寝室の天井に映った電燈の傘の影が何か分からずに怖がった時期もあります。次男の場合は「幽霊の正体見たり枯れ尾花」といった風なので、比較的解決しやすいです。

ただ恐怖は伝染しやすく、長男が怖がると次男も同じように怖がるので、最近困っています。

怖がりの理由として「TVの見過ぎなんだよ〜」と長男が自分で言っていました。確かに子供には刺激の強いアニメを結構観ていますが、子供たちが自ら選んだ番組。長男はディズニーXDの「ダックテイルズ」が少し怖いようで、場合によってはチャンネルを変えるように言ってくるなど、怖いモノは回避しています。その割に刺激の強いNINJAGOやシンカリオンは平気で観ています。怖いモノの基準がよく分からない。

ダックテイル・ザ・ムービー/失われた魔法のランプ(吹替版)

しかし後追いをする程の恐怖は、別物のような気もするけれど、子供の頃は色々なものから影響を受ける筈。かく言う私も臆病で、TVで観た所為か幽霊や宇宙人が怖かったし、今でも地下室へ行くのは少し怖いです。実は真夜中トイレへ行くのも怖い…。人の事言えないなぁ。

先日フリマで買った絵本↓

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

 

こういう種類の絵本は子供を怖がらせるだけと思って普段購入しないのですが、長男が欲しがったので買いました。家で長男が1人パラパラめくって、直ぐに見向きもしなくなったので、やっぱり怖いのかな。次男に至っては表紙の絵から直ぐに怖いお化けと理解し、怖がって表紙も隠してと懇願されたので、見えない所へ置きました。

「〜しないと◯◯が来るよ」という類の脅しが大嫌いなのですが、日本に鬼アプリなるものがあると知った旦那が悪い事をした次男に「鬼アプリ、使うよ」と言うと、「やめて、鬼アプリやめて」と猛烈に怖がりました。こういう脅し、ホントやめて欲しい。鬼アプリが怖い次男、節分の鬼のお面は大好きで年がら年中つけて遊び回っています。次男の恐怖の沸点も分かりにくい。

そして最近長男が次男に「モーモーが来るよ」と言って脅します。「モーモー」って何?と訊いても返事がないので、まぁ適当な事を言って次男を怖がらせるつもりなのでしょう。長男が最近怖がりなのを私たちが話題にするので、次男も怖がらせて、長男だけに我々の注意が集中しないように画策している節がある。

小さな子供の怖がり、成長と共になくなるのかな。知識や経験がついてくると、怖がる必要がないのだと悟る日が来るのだろうか。知識や経験に基づいて、現実主義の旦那は全く怖がりではありません。真逆なのは私で、いつまて経っても漠然とした事や非現実的な事が怖くて仕方がありません。

今のところは解決策がないのですが、そんな感じで長男の怖がりにやきもきしている次第です。