サマータイムで生活が乱れる件

エマです。

先々週末より中央欧州圏はサマータイムに入りました。日本との時差は8時間から7時間差になりました。

時差8時間の今までは、こちらが21時半の時、日本は5時半。子供たちが寝付いて家事もひと段落、ようやくソファに座ってスマホを手にする自分の時間。それが時差が7時間差になった事で、私が楽しみにしている朝活されているブロガーさんたちのブログをすぐに読めなくなってしまいました。サマータイムの所為で、日本が5時半の時、こちらは22時半。ちょうど、子供たちが寝ぼけて起きて来たりママを呼ぶ時間。子供たちを再度寝かしつけた頃には私も疲れているし、明日の朝に備えて就寝する時間。読みたいブログは翌日へ持ち越しです。

子供たちも時差ボケで起床が遅かったりして、こちらも出勤・お迎えの調整が大変です。決まった時間に起きるようにすれば良い話かもしれないけれど、幼児の身体が必要としている睡眠を妨げてまで早起きさせるのも、と思い、自ら起きるまで待っています。日本の保育園・幼稚園では登園時間が決まっていると思うので、叩き起こしてでも登園準備!となるのでしょう。ドイツの保育園や幼稚園で、全日 預かりの場合は(園の形態や地域毎に違う事もある)、コアタイムと呼ばれる9:30-14:30まで在園していれば良い事になっています。我が家の次男の保育園では7:30から9:30までに登園していれば良く、お迎えもお昼寝の後の14:30からピックアップ可能。全日預かりなので最終17:30まで。長男の幼稚園に至っては、全日預かりの7:00-17:00までの間なら、いつ送迎してもOKという自由さ。

夏の間は日の入りが遅く19時頃、暗くなるのは22時頃という欧州では、時間を1時間ずらして、明るい時間を有効活用し、電力節約や人々が外出してビヤガーデンに行ったり外食したりなどの経済効果を狙ってサマータイムを導入。しかし私としては、仕事の始まる時間は変わらないし、夜更かしして散財する意味が分からない。多分、冬の長い欧州人にとって夏を満喫するのはとても大事な事なのだろう。冬でも青空が広がる関東地方しか知らない私には屹度一生理解出来ないかも知れない。いや、いつかは故郷の季節に焦がれて、欧州人の夏や太陽を想う心情が分かる日が来るかも知れない。

とはいえ子供がいなかった頃は対して自分の時間に影響のなかったサマータイム。子供たちがいる今は影響されまくって、自分の時間はおろか、普段の生活が乱れています。子供たちがもう少し大きくなったら、多少は自分の時間を確保出来るようになるのかな?取り敢えずはサマータイムの終わる半年後まで頑張ろう。

サマータイム、実は健康に良くないんだそうです。たった1時間早起きする事になったとしても、心臓への負担が大きいんだとか。こちらでは1番の早起きの職業・パン屋さんの心疾患率が高いそうです。世界中がグローバルな経済社会を構築する現在、時差が面倒だとか、大した経済効果になっていないとか、何だかんだで反対派もいるのだけれど、欧州全体で導入されているのもあり、一国の事情だけではやめられない制度。住んでいる以上、慣れるしかないのね…

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本日のお買い物の帰り道、ブレッツェルを眼鏡に見立ててはしゃぐ次男。

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そして長男の目潰し〜