我が家の名付け・子供編

エマです。

前回の続きの子供編です。子供たちが生まれるにあたり、色々自分なりに考えてみました。

私は三姉妹ですが、全て父方母方の祖父母が命名、もしくは命名に関わっています。時代背景ですかね。姉は長女というのもあり、父の名前から漢字を一つとって、強引に「美」を最後につけて女子名としましたが、あまり見かけない名前です。母としては付けたい名前があったそうですが、当時はまだ父方祖父母宅に敷地内同居をしていたのもあり、仕方のない名付けの流れになってしまったようです。私と妹の名前は母方祖父の意見を入れて、生まれた月の旧暦月から取った名前です。自分の名前は仕方がないですが、自分の子供の名前を付ける事すら出来ないというのも、少し悲しい。とはいえ名付けに関する恨み言を聞いた事がないので、両親も納得しての事だと思います。

私には若い頃から、将来生まれるであろう自分の子供の名前を考えて一人悦に入る癖がありました。今思い返すと、結構珍妙な名前や流行りの名前が多くて恥ずかしい。なので、分別がつくのに時間がかかりましたが、ある意味高齢出産だった事が功を奏して、子供たちには普通の名前を付ける事が出来ました。じゃなかったら変な名前を付けた事間違いなし。苗字が難しい分、誰にでも読める名前、よくある名前というのは、私の中では名付けを考える中での前提条件でした。

国際結婚をして国際児を出産した場合、考えられる名付けのパターンは以下のようになります(ドイツ語圏)。私の個人的な経験や感じ方が主観となっている事もありますので、その点ご留意下さい。

 

  1. 外国名1つ
  2. 日本語にもありえる外国名1つ
  3. ダブルネーム1つ (2つの名前にハイフンを入れて1つの名前にする)
  4. ミドルネーム (外国名+日本語名、外国名+外国名)1つ

 

 1. 外国名

これは普通にドイツ語名だったり英語名だったり。最近はドイツでは外国名を付けるのが流行っており、北欧名や東欧名、有名人の名前をつける事も多いです。エキゾチックな響きが良いようです。但し、外国名ならでの宿命で、スペルを間違えたり、稀なスペルにしたり、ちょっとDQN名と言われがちなケースもあります。

映画「Home alone」が流行った際、ケビンという名前を付ける親が多く、今ではDQN名の事をケビニスムス、もしくはシャンタリスムスと言って揶揄します。

名前にも一般的に古臭い名前や、時代を感じさせない一般的な名前、付けるのを憚られる名前(アドルフ・ルドルフ系の名前)、聖書の登場人物の名前など、色々ありますが、日本のように色んな漢字を組み合わせて名前を創り出すという事はありません。そういった意味では日本語は柔軟なところがあります。

 

2. 日本語にもありえる外国名1つ

例えるならばアンナ。Anna と名付けて、安奈や杏奈のように漢字をあてる。Kai と名付けて海・佳と漢字をあてる。漢字にも限度があるので、時によってはキラキラな名前になりがちです。

 

3. ダブルネーム1つ (2つの名前にハイフンを入れて1つの名前にする

ドイツ人はダブルネームをつける事がややあります。苗字と同様、ハイフンを入れると1つの名になる為、ダブルネームで呼んであげなければなりません。例えば Karl-Heinz (カール・ハインツ)やAnna-Marie (アナ・マリー)。2つの名前がワンセット。なので、日本語名をダブルネームに入れると、呼ぶ方が苦労するので、いずれは呼びやすいドイツ語名のみで呼ばれる事になるかと思います。

 

4. ミドルネーム (外国名+日本語名、外国名+外国名)1つ

ハイフンなしで2つの名前(王家のように複数名でもOK)をつけます。この場合、日常的には1つ目の名前で呼ばれる事になります。

 

私たち夫婦もしくは私自身が名付けの際に考えた事。

まず上記2と3は最初から除外でした。そして旦那も日本語名も付けたいという事だったので、自然と4のドイツ語名+日本語名となりました。何故日本語名+ドイツ語名にしなかったかというと、ドイツ在住でドイツ人から呼びやすい名前を第一名としてつけた方が良いと判断したからでした。

ドイツ語名を考えた際、時代を感じさせない一般的な名前を前提としました。また、私自身が考慮に入れたのは宗教関連の事。当時聖書の登場人物の名前が流行っていました(エリアスやパウルなど)。これも考えたのですが、私は聖人名の方を選択しました。旧教徒は基本通常の名前の他に聖人の名前を取った洗礼名を付けます。勿論、本名として聖人名を既に付けている場合は、その名前、もしくは改めて別の聖人名で洗礼します。一方で旦那は新教徒。新教徒は聖人名であろうとなかろうと本名で洗礼を受けます(新教に聖人信仰がないので)。そして我が家の子供たちは新教徒として洗礼を受ける事になるだろうと、私は出産前から予想していました。その為、本名を聖人名にしようと考えていました。うちの旦那と義弟は時代を感じさせない一般的な名前で且つ聖人名。聖人名といっても普通のドイツ語名です。そういうのを目指してみました。その中で、義実家に関わる職業の守護聖人の名を長男に名付けました。次男には兄の名前と同じ韻をふんだ聖人名を付けました。

日本語名は、分かりやすい読みやすいをモットーに。旦那は漢字二文字が見た目的にカッコいいので良かったようで、色々考えてみましたが、漢字二文字だと読みは大抵四文字五文字。名前が長いと外国人にはカクカク・カタカタ角ばって聞こえるようで、名付け候補から除外されました。なので、漢字一文字三文字読みで候補を挙げました。実は、「豊」がいいなぁと思っていたのですが、旦那曰く、発音がユダみたいで、絶対揶揄われるという事でボツになりました。確かに日本語名で外国語にすると変な意味の言葉だったり、そう聞こえる事もあるようです。これは名付けの際に気を付けるべき点かもしれません。知り合いにウスノロさんという人がいますが、日本だったら絶対苛められる対象かもしれません。私自身、自分の苗字をモジって揶揄われた事がある為、名付けの大切さが身に染みて分かります。そもそも揶揄ったり苛める方がおかしいけれど。言った本人は面白おかしくしようと思っただけでしょうが、私にとっては未だに忘れられない出来事です。

最終的に我が家はドイツ語名+日本語名で落ち着きました。ドイツ語名の方は兄弟共に韻をふむ形の名前になっています。日本語名もセットといえばセットかも。ドイツ人は基本子供たちをドイツ語名で呼び、私や両親、日本人は日本語名で子供たちを呼びます。子供たちも名前が二つある事を理解しています。昔ドイツのTVで、大人になった国際児の方が、日本語名で呼ばれた事がなくて、淋しく、日本語名をつけた意義はなんだったのか、みたいな事をインタビューで答えているのを観た事があり、とても印象に残りました。全ての人がそう思うとは思わないけれど、名前を付けた以上、使うのが望ましい。それに私にとっては日本語名の方が発音がしやすいので、日本語名で呼ぶ事にしています。我が家は男の子だけですが、女の子の名付けも屹度楽しいだろうな、なんて思ったりしています。名付けは、親にとって初めてする子供への贈り物。よく考えて付けてあげられると良いですね。

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我が家の名付け・苗字編

エマです。

国際結婚の際の氏名の選択や国際児の名付け、ダブルネームにしようか、ミドルネームをつけようか、悩みどころ満載。その時にならないと、そんな問題があるのだと気づけないだけに、熟考する時間が少ないのも難点。我が家はこんな感じでした。

自分の婚姻時。私のみダブルネームで旦那は変更なし。例えば旦那がマイヤー、私が田中だとすると、マイヤー田中か田中マイヤーとすることが出来ます。私は名前の言いやすさからマイヤー田中という順番にしました。2つの姓の間にハイフンが入り、「Meyer-Tanaka」となります。

ドイツの法律で婚姻している場合、ドイツは夫婦別姓も可能ですし、ダブルネームも可能です。但し幾つかルールがあります。

  • 夫婦別姓 (どちらも旧姓)
  • 夫婦別姓 (片方が旧姓、片方がダブルネーム)
  • 夫婦共々ダブルネーム (この場合、名前の順番を統一する必要あり)

子供が生まれた場合の子供の姓は、主姓(Hauptname/ハオプトナーメ)と呼ばれるものを取り、大抵夫側の姓を受け継ぎます。婚姻時妻の旧姓を主姓としてある場合は、妻側の姓が子供の主姓となります。そしてもし両親が離婚したとしても、日本のように母親の世帯名(旧姓)に変更する事はなく、主姓は一生変わりません。

一方で婚姻後、日本の戸籍をどうするかどういうと、それは人それぞれ。但しダブルネームはつけられない為、以下の選択肢となります。

  • 旧姓
  • 夫姓をカタカナ表記 (戸籍名が変更になります)

旧姓を残す場合、戸籍上変更事項がないので、便利です。戸籍上の氏名変更をすると、日本国内での役所や銀行やら煩雑な変更手続きが待っています。私は面倒な事が嫌いなので戸籍名はいじらず旧姓のままにしました。また旧姓の場合、旅券には任意で、「田中 (マイヤー) 智子」のように括弧をつけて表記する事が可能です。 私はこれはやっていません。何故かというと、実際の身分証明書と表記が変わる為、ドイツの役所等や外国人抜き打ち検査が入った際に、その場ですぐに同じ人物だと証明が難しいからです。場合によっては簡単に、「婚姻でダブルネームなんだけど、戸籍は旧姓だ」と口頭説明で納得してくれる場合もありますが。安全をとって私は旅券も旧姓のままにしておきました。因みにドイツで免許取得した際はダブルネーム表記にしてもらっており、こちらも身分証明書として使用しています。ドイツの銀行口座は面倒なので旧姓のままにしてあります。

婚姻時の氏名変更するか悩みました。私自身、小さい頃から自分の苗字が好きではなく(少し珍しい苗字です)、婚姻時は夫姓に変更しようと漠然と思っていました。しかし夫姓の響きがあまり好きではなかったので、長年使ってきた旧姓のままでいいかなと。旦那としては、自分の姓を変えるという事をこれっぽっちも考えておらず、私が夫姓へ変更しないのを不服に思っていました。そこを妥協して取り敢えず私だけダブルネームにして納得してもらいました。ならばそっちこそダブルネームにすればいいのにね!

因みにドイツで役所関連のレター等を書く際、原則、旧姓も付け加えて書きます。

例えば、マイヤー田中智子、旧姓田中のXXXの件、みたいな。ドイツ語で「旧姓」は、出生名(Geburtsname/ゲブルツナーメ)というのが正しいのですが、昔からの言い方で少女名(Mädchenname/メートヒェンナーメ)といいます。未婚かそうでないかを分けるフロイラインと同じで、昔の時代背景の影響をモロに受けた言葉です。私はこういった、分かりやすい由来の言葉は嫌いではないです。

ドイツ人は生真面目なので、基本きちんとダブルネームで呼んでくれます。特に婚姻によるダブルネームへの変更の場合、失礼に当たると思い、慣れないのに一生懸命ダブルネームで呼ぼうと努力してくれます。私の職場でもそうでした。それでも旧姓で長く仕事をしていたし、日本人の同僚は相変わらず旧姓で呼ぶので、今ではドイツ人や日本人から旧姓で呼ばれています。それでも親しくないドイツ人からは夫姓のみで、親しい同僚からは下の名前で呼ばれる事も多いです。なんだろう、ドイツ人からバラッバラな呼ばれ方するのは結構平気なのに、日本人から名前を間違われるとムッとなるこの感情。漢字が珍しいので、読む方も書く方も間違われやすいのです。矢張り、いつもは毛嫌いしている身内を他人からけなされるとムッとなる感情に似て、嫌いな名前でも、生まれた時から使っている名前を間違われるのが嫌になるのだろうな。ああ、「田中」のようなバランス超☆ナイス!な名前がいいな・・・。田中圭さん、凄く羨ましい。何だかんだいって自分で決める事の出来ない自分の氏名。ならば子供の名付けは、と意気込んでみたり。

 

長くなりそうなので、子供編は次回に。

 

ではでは。

 

 

日本の名字

日本の名字

 

因みに私の苗字は珍しいとはいえ、そこそこあり、難読ではないです〜(市内に漢字違い込みで五戸くらいあります)

 

 

 

 

日本語学習への葛藤

エマです。

幼児教室の先生に聞いた話ですが、幼児は年齢プラス5分が大人しく座って居られる限度だそうです。もっと長く座って居られる子供もいるとは思いますが。

我が家の長男は多動で落ち着きがありません。外では借りて来た猫のように大人しいくせに、家ではその反動で暴君となる内弁慶。そんな長男のお勉強。国際児としてドイツにいると、日本語の読み書きは先取りしておかないと補習校等に入る事はほぼ出来ません。補習校は語学校ではなく、あくまで現地に住む駐在員さんなど、日本へいづれ帰国する方のご子息が優先で入学出来る土曜日もしくは金曜日開催の日本人学校です。インターナショナルスクールなどに通われている子供たちが日本語教育を補う一環で通うか、国際児が通学しています(稀に親日家のご子息も)。週一開催の為、普通学校の教育課程に遅れを取らないように宿題も多く、家庭での自宅学習を親主導で熱心に行う必要があります。お当番や行事の手伝いとかも結構あります。

今迄は、国際児も大抵補習校を目指して幼稚園児の頃に平仮名の読み書きを自宅学習で勉強するのがドイツ子育てのセオリーでした。最近は規模は小さいけれど、国際児向けの幼児教室や学校がちらほら出来てきました。我が家の子供たちもその幼児教室に通っています。国際児向けの幼児教室や学校は補習校と違い、日本語継承・日本文化体験に力を入れており、語学校色が強いのが特徴です。

補習校とそうした国際児向けの教育機関との教育方針を比べて、我が家は後者で行こうと夫婦で意見が合いました。確かに補習校だと、日本語で行う普通授業の中で、普段使う日本語の語彙が増え、日本語に触れる機会も多いです。ただ、通常の日本語以外の勉強そのものは現地校でも出来るし、日本語・日本文化を教える教育機関としてならば、国際児向けの教育機関の方が自分たちの子供たちに合っているという事が決め手となりました。ただし、現在イギリスのEU脱退の関係で駐在員さんたちの多くがドイツへ流れてきている事などから、補習校も、そうした国際児向けの教育機関も定員がいっぱいいっぱいなのが現状です。なので全ての機関に入れるように併願される家庭もあります。我が家は単願なので、来年小学生対象の日本語教育機関の定員に何とか滑り込めると良いのですが・・・。

我が家の長男も次男も、言葉はゆっくりめ、学習の理解も遅めです。個人差なので仕方がないのですが、矢張り出来る他所のお子さんたちを見るとやきもきする時もあります。長男に至っては、日本語の宿題等をやっていると、出来ないので必ず逆切れするし、何で日本で産んでくれなかったのかと罵倒してくる事もあります。それを聞いていた旦那には個人的に取るなと言われましたが、実は私は対して気にしておらず、日本で産んでも同じ問題に直面すると思うよと売られた喧嘩を買っておきました。でもよく思えば、私自身小学校へ上がるまでは文字は一つも書けなかったし、算数も出来なかったです。そんな幼い長男が今幼児教室で頑張っているのは、偉いなぁと褒めてあげたいです。

 

最近算盤を習い始めた長男。1-10までは数えられるのに、1の次が2だと分からなかった長男が頑張っています。数字の方が楽しいようです。日本語が難しくてコンプレックスを持っている分、算盤が出来る事が彼の自信になっていってくれたらなと思います。最近は地下鉄の電光掲示板を見ては、電車の待ち時間を足し算してみたり、少しづつ出来る事が増えて来ました。

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国際児は現地語に加えて日本語も習わなければならないので大変だし、その分その所為で他にやりたい事があってもそれは後回しになったり出来なかったりします。勿論全く習わなかった人や補習校をドロップアウトした人などが周りにおり、やはり大人になってから、あの時日本語をちゃんとやっておけば良かったと後悔している人たちもいるのも事実。しかし無理強いして良い事はあるのだろうか。結果的に、日本語ペラペラなバイリンガルもいますが、その日本語学習の大変さを、あの時嫌でもやっておいて良かったと思う人もいれば、トラウマレベルになる人もいます。我が家は子供それぞれの性格を考えながら、細々と日本語教育をしてゆけたらなと思います。

また、我が家の子供たちの主な生活拠点はドイツです。その為、ドイツでの通常の勉強や色んな可能性を伸ばしてやる事の方が、子供の自信に繋がったり、世界が広がると思うので、そちらをメインにした上で、日本語学習を続けられたら一番良いのかもしれません。

よく最近耳にするのが、私のような現地組の先人たちのお話。皆さんもう年金生活に入られた年齢の方たちばかり。異国でボケてしまった時、ドイツ語能力を失って日本語しか理解出来なくなる日があるかもしれない。その時の為に子供たちが日本語が出来た方が介護してもらいやすい、こんな話。確かに一理ありますが、ドイツ語能力を失うかなんて誰にも分からない。ボケるかも分からない。そんな不確定な事の為に、保険をかけるように、子供に日本語学習を強いて良いのだろうか。日本語を勉強する当の本人がやりたいと思い、自分の為にする事がベストなのではないだろうか。勿論実際に日本人の親の介護をするその時になって、子供たちもやっておけば良かったと思うかもしれない。後悔先に立たず、とは言うけれど、子供たちは自分で自分の可能性を模索して行って欲しいと思う。勿論幼い子供たちの心は移ろいやすく、その時の感情だけで日本語学習を嫌だと言うかもしれない。そんな時は、多少は親が我慢強く子供たちの道標となって、最善と思われる方向を指し示してあげられるようになれたらいい。私もそんな親になりたいです。とはいえ私は我慢強くはない未熟者なので、旦那に間に入って貰いながら、子供たちが日本語を片言でも良いから出来るように教えていきたいと思います。まずは日本語のアウトプットから。理解はしているのに日本語を話さないのです。これから文章の練習が始まったら、少しは日本語で話してくれるかな?

共働きというのを言い訳に、コミュ障を拗らせて、日本人の親御さんやお子さんと一緒に遊ぶような機会がないのも良くないのです。しかし大抵の方は国際結婚の為にドイツへ来て、小さいお子さんたちがいるし、旦那様たちも職業的に恵まれており、専業主婦が多く、皆さんの会話は大抵同じ習い事やらショッピングの話、人の噂話ばかり。内輪的な会話に入れません。皆さんの活動時間中、私は勤務中。働いているかいないかで線引きがされてしまっているのも事実です。とはいえ、私の性格だと、専業主婦になったとしても、自分のコミュ障が治るとも思えず。

何だかんだ云ってまだ補習校への未練があるので、一応受験だけでもするか悩んでいる今日この頃です。他の教育機関と開講時間が一緒なので並行して通う事は出来ないので、どちらかに通う事になるかとは思いますが(場合によっては浪人、次年度再チャレンジです)、子供たちに多少なりとも日本語に触れる機会を作ってあげたいと思います。

結局はドイツ在住。日本語教育にこだわり過ぎず、子供たちがゆっくり自分の好きな分野に進めたら良いだろうなと思う。ドイツは大学卒業が最終目的ではなく、何の職業訓練をしたか、何の専門分野を勉強したかを重要視します。所謂専門分業国。なので、何かしらのエキスパートになっておくれ。それが好きな事だったらもっと素敵。

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旦那購入のLEGO Technic のクレーン。長男が組み立てたくてウズウズ。今週末のお楽しみ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

暑い、暑過ぎる

暑さに弱いエマです。

ヘッセン州の学校の夏休みも半分過ぎ、プールに入れないくらい、今まで夏らしくない日が続いていたというのに今週は暑過ぎる。夜9時過ぎでも外の気温は30度。明日は日中40度になる予報。ドイツで40度なんて滅多にない気温。週末はまた10度下がるそう。気温がグンと上昇したり下がったりと、気圧の変動が目まぐるしいと、頭痛と吐き気に襲われます。偏頭痛のようにこめかみが痛くなるのではなく、眼圧を伴う眉間のあたりの頭痛で、吐いてしまう時もあります。気圧の変化の激しい春先は脳貧血でよく意識が吹っ飛びます。なので急に気圧の変わる飛行機は確実に空酔いし、気絶しかけることもしばしば。甲状腺が悪いので、その所為みたいです。お医者さんによると加齢と共に症状が悪くなるようで、治る事はないそうです。まぁ、そういう体質だと思うしかないようです。

昨日は仕事がなかったので、義実家のプールで遊んで来ました。

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日除けがないので、気温が上がる午前中にプールで遊びます。それでも帽子を被らないと日射病になりそう。私も帽子を被らなかったので、つむじが赤く焼けてしまいました…。

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今年は義父がプールの脇に簡易シャワーを作ってくれたので、最後にそこで身体を洗い流したり出来て便利になりました。ドイツ人は基本、日曜大工が大好き。義父も旦那同様、我が家の修繕やら色々手助けしてくれます(特に電気系統)。今度電気のスイッチ直して貰おうっと。人使いの荒い嫁です。ゴメンネ。

月曜日に3週間に及んだ幼稚園の夏休みも終了しましたが、色々あって本日が初登園日。久しぶりの幼稚園に子供たちは嬉し恥ずかし、元気に登園(そして上履きを忘れる母)。夏休みの終了間近では友だちに会いたがっていた長男。1番仲の良い子はまだ夏休み中のようで登園していなかったけれど、仲の良い学童の子供たちもまだ学校が休みなので朝から幼稚園に来ており、暑い中皆んな仲良く遊べていたようで良かったです。

これから学童の子供たちを交えた夏休みプログラムが開始します。

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こんな風に公園遊び、映画、プールと項目を分け、子供たちが3つ選択して名前を書いてゆきます。その後、先生たちが話し合っていつ何をするか決定します。現時点で既に決まっているのは「明日アイスを食べに行く」です。子供たちが楽しみにしています。明日も元気に登園出来そうだ。良きこと、良きこと。

 

 

 

 

祝☆鶴竜優勝、おめでとう!

お相撲大好き、エマです。

名古屋場所、千秋楽での横綱同士のガチンコ勝負。白熱した接戦を制し、鶴竜が優勝しましたね。おめでとうございます!

モンゴル勢、皆んな大好きなんですが、一番好きなのは鶴竜なのです。いつも穏やかで礼儀正しく、然しながら闘志を秘めているところや、あの美富士の形をした口唇がキュートで、たまりません。絶対的な強さを誇る白鵬朝青龍とは違う、静けさの中の強さ、というところが好きです。

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優勝旗に令和元年の文字。新しい時代の幕開けの年の優勝、縁起が良さそう。次の夏場所両国国技館開催。身体の故障が沢山ある鶴竜、連覇を狙って是非頑張って欲しい。

今回の日本帰省でも丁度夏場所に被るので、また両国へ出待ちしに行こうかな。子供たちも中へ入って観戦したがってはいるけれど、長丁場で騒ぎそうなので、あと2、3年してからかな。取り敢えず今回の柔道世界選手権の子連れ観戦、ちゃんと大人しく観戦出来たら、次回相撲観戦を視野に入れよう。

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お相撲さん観ながら遊ぶ次男。お、後ろは正代だね。

 

好きな取組、松鳳山千代翔馬松鳳山がおっかないよ〜。YouTube で是非観て下さい〜

 

 

 

日本帰省に向けて始動中

エマです。

この夏の日本帰省の航空券が取れました。帰省の日まで子供たちが健康に過ごせますように。

しかし毎回大変なのは飛行機の座席の予約。家族分同時に航空券を購入しているのにもかかわらず、同じ列で予約が取れず、バラバラ。購入時、子供座席の有無及び子供の年齢も記載させられての上の所業。何とかならんものか。今回往路は、1日前にオンラインで席の予約が可能。予約開始時刻は私も就業中だけれど、丁度昼休みの時間。時間通りに予約サイトへ辿り着けるか、家族4人一緒に座れるか。あとは当日チェックインの際に窓口でどれだけ交渉出来るかにかかっている。復路は当日1週間前から予約が可能。こちらも上手く行くと良いのだけれど。今から予約の事で頭が痛い。毎年こんなんで、どうにかならんものかしら。どこの航空会社でも同じようなものなのかな?

そして8月中のジブリ美術館のチケットが売り切れ。時差の関係で、販売開始時刻は真夜中、寝過ごしました。矢張り8月は夏休み中、あっという間に完売です。8月10日販売開始の9月分チケットに臨みを託そう。学校も始まってるし、平日なら大丈夫かな?それ以前に寝過ごさないようにしないと。

今回はですね、日本武道館で開催される柔道世界選手権が目玉です。一度日本武道館へ行って見たかった旦那。丁度良いタイミングでの東京開催。来年の東京五輪のチケットは取れないだろうし、そもそもその時期の航空券が取れるかが謎。なので旦那が世界選手権をそれはそれは楽しみにしています。

子供たちは昨年の日本帰省をきちんと覚えていて、今から楽しみにしています。こうして日本での思い出が楽しいものとして記憶に残っていってくれたら幸い。去年みたいにまた新幹線を見たり、トミカショップへ行こう。ぴょんぴょんのお店(西松屋)にも行こう。お寿司屋さん、クルクル回ってて楽しかったよね。パパの誕生日はお寿司屋さんへ行こうか。お相撲さんに会いに行ったりガチャガチャしたり。勿論日本のオパ・オマ(じじばば)に沢山甘えよう。やりたい事が沢山あるね。パパもママもやりたい事が沢山あるんだ。

アレもコレやりたい、行きたい、買いたい、食べたい、色んな事がいっぺんにてんこ盛り。だけど折角のバカンスだもの、羽根を伸ばして過ごしたいな。兎に角朝遅くまで寝ていたいな〜、なんて。

そんな感じでゆるゆると日本帰省準備始動中です。

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あなたの大事なパンダはお留守番だよ☆

 

 

 

 

 

 

 

選挙に行って来ました。

エマです。

参議院選挙始まりましたね。在外選挙はある意味ハードです。公示日の翌日から1週間が投票期間となり、最寄りの在独総領事館・大使館で行われます。その為、公示日にはオンラインの新聞に齧り付いて参加表明した政党や立候補者、公約に目を通します。選挙の種類によっては、地元の候補者のチェックも必要になってきます。

在外選挙登録は最寄りの在独総領事館・大使館を通して行い、以前住民票があった地方自治体の選挙管理委員会が登録先になります。原則、衆議院参議院選挙のみ投票可能で、市長選のような自治体レベルへの選挙権はありません。

今日は金曜日、半ドンだったので在独総領事館へレッツゴー。週末だと混雑が予想されるので、出来るだけ平日に行くようにしています。それでも私が総領事館に着くと、既に2名いらっしゃり、後からも2名程いらっしゃいました。記入ボックスは4つ。選挙管理委員会の方の説明を受けるのにも時間がかかります。私は丁度、自分の地元の選挙管理委員会の転居先を調べて貰ったり、在外選挙証の再申請やら別の手続きをしつつ順番を待ちました。

何度来ても投票は緊張します。総領事館の狭い空間の中で、総領事館職員さんや選挙管理委員会の方々が押し黙って、投票人の一挙手一投足を見逃すまいと視線を集中させてきます。かつてした日本での投票の方があっけらかんとしていたような。でも皆さん親切で丁寧に説明をして下さり、大変助かりました。全ての方が選挙管理委員会の方ではなく、総領事館職員やボランティアの方がお手伝いして下さったと理解していますが、こうした方々の支援によって在外選挙が成り立つのだと思うと感謝の気持ちしかありません。

日本での投票日は21日。海外だと、世界中から日本の各選挙管理委員会へ記入された投票用紙が届くのに時間がかかるから、投票日を前倒しにせざるを得ないのだろうと予想します。それでも、公示日からの情報収集と自分の考えをまとめるには余りに時間が少ない。それでも昔に比べて、インターネットでの情報収集がしやすくなったのは幸い。

国民の義務である投票を終えて、ちょっとホッ。肩の荷がおりました。

さて週末、何をしようか。

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向日葵が咲いた!育てやすいのね〜