我が家のお風呂事情

エマです。

我が家では私たち両親は子供たちと一緒にお風呂には入りません。子供たちがお風呂に入っている間、私たちは濡れても良い格好で(大体短パン、タンクトップ/Tシャツ、裸足)、側にスタンバイしています。これは多分お国柄と文化的な背景があるからかもしれません。日本でならば家族一緒に入るのかもしれませんね。

まず、基本的にドイツの子供たちは毎日お風呂には入りません(国際結婚のご家庭だとまた違うかもしれませんが)。日本と違い、乾燥した気候なので、じっとり肌が蒸れて臭くなるという事があまりないのと、水が貴重な資源だからという背景があります。まぁ、お風呂は週1くらいですね。勿論泥だらけになって遊んだ日はシャワーを浴びるか、濡れタオルで体を拭いたり。あと、知人に聞いた話なので医学的に本当かどうか分かりませんが、有色人種の方が白人種よりも皮膚の新陳代謝が活発で垢が出やすいとか。胡散臭い人種差別的な話?でも実際に西欧人は体を垢すりなどで洗わず、ボディシャンプーを体に塗りたくって水で洗い流すだけ。そんなので本当に汚れが取れるのかしら、と日本人の私は思ってしまいます。でも擦りすぎたり、石鹸の使い過ぎは皮膚に負担だとも聞いた事があります。実際に我が家の息子たちは2人ともアトピー性皮膚炎で(特に長男が酷いです)、皮膚科医からはお風呂には頻繁に入れないように指導されています。保湿が大切なので、お湯には必ず薬用オイルを入れます。

親が子供と一緒にお風呂に入らない、これはシャワー文化なのもありますが、子供といえども、親だって人間、他人にプライベート・ゾーンは見せないという文化的背景があります。私自身も子供たちに裸を見せたくないので、 当然お風呂にも一緒には入りません。そのくせトイレのドアを開けっ放しで用を足すという(私と子供たち在宅時のみ、旦那がいる時は旦那に子供たちを託してドアに施錠します)。

実は、長男が1歳半の時に実家に一時帰省した際は家族3人で一緒にお風呂に入っていました。旦那がお風呂に入って暫くしたら長男を入れ、旦那が長男の体を洗って2人湯船に入ったら私が入る、もしくはその逆で対応しました。その時はまだ幼い長男の前で裸になる事に対しては、さほど気にはなりませんでした。

それから次男が生まれて10ヶ月、長男が2歳10ヶ月の時に実家に一時帰省しました。次男はベビーバスで別途お風呂に入れ、帰省当初は以前のように長男と一緒にお風呂に入っていました。しかし、私と長男が先にお風呂に入る時、普通の事とは思いますが、長男がやけに私の体に興味を持ち始めたので、マジマジ見られたり触られたりするのに耐えられなくなり、残りの滞在期間は旦那と長男2人だけでお風呂に入って貰いました。旦那も私の気持ちを汲んでくれ、私なしで長男のお風呂のお世話をしてくれました。

そんな色々な複合的な理由もあって、我が家では両親・子供たちは別風呂です。この方が子供たちのお世話がしやすく、我が家にあったやり方だと思っています。しかし次回帰省時は子供2人だし旦那1人でいけるか⁈ 父に頼むか。母としては、是非父が孫と一緒に入浴する事を希望しており、前回しつこくて嫌だなと思いました(姪の際も躍起になっていたし)。じいじとお風呂、親孝行の一環なのかしら⁈ 母は、父が喜ぶからと思っての事らしい。でも子供とはいえ、プライベート・ゾーンを見せるか見せないかの問題。次回は子供たちが父と入りたいと思うようなら、是非父に人肌脱いで貰おうと思います。

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うぉー、サッカー世界選手権、1試合目からドイツ負けた〜!旦那がショックを受けてふて寝しました…

 

 

体質変化

エマです。

次男出産後から体質が変化したようで、花粉症、花粉症皮膚炎を発症した模様。春先は鼻水が止まらず、目も痒く、首筋のデコルテ、腕と足が痒くて真っ赤に腫れていました。肌が敏感になっていて、掻くと痛い。初夏になり、皮膚の腫れや鼻水等はなくなったものの、現在も腕が痒くて堪りません。皮膚科医は、花粉が飛散中はアレルギー検査しても意味がないから9月になったらね、との事。それまでは痒みと戦う日々です。

先週の木曜日、普段月曜日に子供たちのお迎え当番の義両親が、今日も迎えに行ってあげる〜との事で、お願いしました。仕事から帰宅すると、義両親が桜桃(ブラックチェリー)をお土産に持ってきてくれており、次男は沢山食べたそう。残りを片付けつつ1つ摘んで食べると、口腔内が、まるで棘のあるパイナップルを食べた時のようにピリピリ。その日はお昼にパイナップルを食べたし、その所為かな程度に思い、残りは次の日に食べようと冷蔵庫へ。

金曜日の夜、夕食後に次男と一緒に少し桜桃を食べる(旦那は桜桃は嫌いで、長男も好きではないよう)。やはり昨日のように口腔内がピリピリ。あれ、と思っていると喉が痛くなってきて気道の閉塞感が。やばいやばい、気道確保と思いながら、何かあってはいけないので取り敢えず旦那に報告。

本日、怖いものみたさに(!?)桜桃を1つ食べるとやはり、口腔内が変な感じ。私はもういいやと思い、でも次男は食べるかな?と桜桃を見せると、何故かギャーと叫び拒否。旦那曰く、身内にアレルギーが出るなら子供たちにも出るかもしれないからあげない方が良いとの事なので、勿体ないけれど廃棄。美味しいんだけれど食べられないものは仕方がない。

後で調べてみると、どうやら花粉症と密接に関係する口腔アレルギー症候群を発症してしまった疑いが。これも調べて診断してもらわない事には断定出来ないのだけれど(自己診断はよくないですね)、花粉症のアレルギー検査をする9月まで待つしかない。我が家の子供たちのアトピー性皮膚炎とも関連性が高い案件、今回の事で子供たちの口に入るものにも気をつけなければならないと思いました。

しかし妊娠・出産はびっくりするくらい本当に女性の身体を変えてしまう。体重増、ホルモンバランス、アレルギー、骨盤関係、数えたらキリがない。私自身も軽かった生理が重くなり、PMSのような制御出来ない感情の起伏、偏頭痛、吐き気、繰り返し痛めた椎間板ヘルニアを悪化させてしまう為にきちんと骨盤体操を出来なかったので緩んだ骨盤、尿漏れ、花粉症、口腔アレルギー症候群、絶賛色々体験中です。妊娠・出産がこんなにも女性の身体を変化させてしまう大事件だという事を、是非世の中の皆さんには知って頂きたい。産んだら終わりじゃないんだよ〜〜。うちの旦那には気のせいとか検索し過ぎと言われるのでムキーッとなっているエマでした。

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おやつのチョコチップ・マフィンのチョコをアイアイのように器用に指で掻き出して食べる次男。最近落ち着きのない兄弟。砂糖過多疑惑が…。

 

 

 

子供が足を止める本屋さん

エマです。

我が家の近所には素敵な本屋さんがあります。何かの際に、この本たちは主人と私の大切な物なので、と店主である女性が会話されているのを聞いたので、多分個人店なのだと思います。恐らくご主人が別の場所でもう1店舗経営しているのかも知れません。2人いる店員さんのうちの1人は娘さんのよう。皆さんとても親切で、絶版物もアンティークとして探してくれます。しかも出品者さんと値段交渉までしてくれるプロの本屋さん。ブック・メッセにも精力的に参加されている個性溢れる本屋さんです。

また時折、新刊を発行した作家さんや翻訳者さんを招待し、閉店後にお客様たちをお招きして、朗読会を行なったりしています。先日新訳の夏目漱石の本「坑夫」を購入した際は、ドイツ語訳が出たばかりの村上春樹氏の新刊の翻訳者さんをお呼びしたのよ、と店主さんが話してくれました。

ショウウィンドウが2つに分けてあり、左側は大人向け、右側は子供向けに毎月テーマを決めて、本や雑貨で素敵にディスプレイしています。

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今月のテーマ「車両」

狭いお店の半分以上が子供向けの本や絵本で占められていて、店主さんの趣味が気持ち良く感じられます。絵本も書籍も洗練された選択で、通り行く人たちを飽きさせず、その足を不図止めてしまいます。クリスマスには聖ニコラウス、復活祭にはウサギのチョコを窓際に並べて、小さなお客様へのおもてなしも忘れません。我が家のちびっ子たちもショウウィンドウの前で必ず立ち止まって、食いつく様に絵本に見入ります。

ざわざわと人や車の絶え間ない動きの中で、この一角だけは時が止まったかのように静かで、時間がゆっくり流れているような、魔法にかかったかのような気分になります。

この辺りは賃貸料・テナント料がかなり高額。昨今の急激な地代上昇で、これまで沢山の個人店がなくなってゆきました。この本屋さんの入る前は、アンティークの古本屋さんが入っていました。どうかこの素敵な本屋さんがずっとずっと此処に留まれますように。

 

ペレのあたらしいふく (世界傑作絵本シリーズ)

ペレのあたらしいふく (世界傑作絵本シリーズ)

 

育児ブロガーさんが紹介していて欲しいと思っていましたが、日本で購入するのを待ちきれずに、先日ドイツ語版で購入してしまいました。紹介されていた通り、とても良い本でした☆

 

 

 

家族礼拝に行って来ました

エマです。

今日の午前中に、我が家の新教教会区で幼児洗礼を受けた4-7歳の子供たちが家族礼拝に招待され、子供聖書を配布するそうなので、家族で礼拝へ行って来ました(ちなみに我が家は旧教徒の私以外の男衆は新教徒)。有り難い事に長男の教父と教母も一緒に参加してくれました。朝から雨が降っていたものの、家を出る頃には雨も上がって良かったです。

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折角なので記念撮影したかったのに、ちゃんと写真を撮らせてくれず、変顔したり変なポーズをしたり。小さい子供ってなんでこういう事するのだろう。そういう私も小さい頃、カメラが向けられる度にウルトラマンビームのポーズをとったものだ…。

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中々祭壇前に呼ばれないので少し退屈。呼ばれたら呼ばれたで、内弁慶の長男は恥ずかしがって牧師様に名前を訊かれても答えず、祝福を受ける際もそっぽを向き。そんなところは私そっくり。こんなんだと人間社会の中で生きていくのが大変なのだけれど、その人の持つ性質は簡単に直せるものではないので、将来の苦労が目に見え分かっていてもどうしようも出来ないジレンマ。

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でも子供聖書を貰って嬉しい長男。長男の名前が書いてあるよ、と嬉々として見せてくれました。

そして最後は何故か2人の牧師様が踊り出し、周りの子供たちやその家族たちもぎこちなく踊り出す。旧教徒の私には頭の中がハテナになりつつ礼拝が終了。

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礼拝後はオレンジジュースを貰って嬉しい次男。騒ぐ事もなく一安心。

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本日の寝かしつけに、子供聖書の第2章まで旦那が読んでくれました。長男にとって初めての聖書、まだまだ内容を理解するのは難しい年齢だけれど、少しずつ読み聞かせて行きたいと思います(旦那は取り敢えずカインとアベルの章は飛ばして読むと言っていますが)。

 

 

 

 

 

 

 

ペアルック

エマです。

先週の土曜日の午後、H&Mでサッカー世界選手権ドイツ代表チームのユニフォームのシャツとLEGOアニメのNINJAGOの水泳パンツを長男に購入したのですがね、中々次男が水泳パンツを離さないのですよ。兄の好きな物に影響されて同じアニメやキャラは同じように大好き。一旦手にすると、自分の物と言い張って、取り上げようとすると奇声を発動。結局同じ物を購入する羽目になる訳です。最初から2人分購入出来れば、そんなストレスから解消されて良いのですが、何せ同月生まれの2歳差兄弟、季節毎のお下がりは山のようにあるのです。毎回新しい洋服を次男に購入する程、我が家の家計が潤っている訳ではありません。次男が生まれた際は、流石に産着は欲しくなって何枚か購入してしまいましたが、出来れば被服費は抑えたいのが本音。

長男からのお下がりとして貰ったトミカや「消防士サム」のシャツは大のお気に入り。お下がりは良いのですよ、お下がりは。問題は長男の成長に合わせて新調する洋服です。購入した服を自宅で長男に試着させていると、もう羨ましそうで。側から見ていて可哀想になる位、顔をしかめて口元をキュッと結び、切ない気な表情で、チヤホヤされている長男へ羨望と嫉妬の眼差しを向けているのです(新しい洋服だけでなくチヤホヤされるのも嫉妬の原因の1つ)。そんな次男を見ていると、つい長男の服を買う際には次男の分も併せて購入してしまう事が増えてきました。

 

我が家のペアルックはこちら。

サッカー世界選手権のユニフォーム(例外的に次男のロンパースは長男より先に購入)

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LEGOアニメNINJAGO

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バットマン

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あとは完全なペアルックではないけれど、「消防士サム」や「ミニオンズ」、トミカ のシャツも兄弟同じ日に着たりしています。そうしないと次男が怒り出すので…。

正直なところ、個人的にはキャラ物は好きではないのですが、それはあくまで私の好みの問題。子供たちが好きなキャラ物を買って貰った時の嬉しさに輝く瞳や、そのキャラに成り切って、喜びを体いっぱいに表現している姿を見るのは親ならではの楽しみでもあるので、出来る限り彼らの要望に応えられるものを購入するようにしています。

多分これからも、2人の同じ嗜好が袂を別つ迄は、ペアルックではなくても同じような洋服を2人に購入してゆく事になるのだろうなぁ。兄弟の好みってあまり劇的に変わる事はないのだろうけれど。私もいつも姉と同じ物が好きになったなぁ。でも同じアニメや作品でも好きになるキャラは異なる事が多かったですが、姉妹で好きなアニメや作品の話をするのは楽しかったので、是非我が家のボーイズにもそんな思い出を刻みつつ、仲良く成長していってもらいたいものです。

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脱がないよーだ‼︎

取り敢えず、今度NINJAGO の水泳パンツをもう1枚買ってこよう。そして長男からは極め付けの駄目押しが。H&Mのシャツは本物ではないからAdidas のオフィシャル・ユニフォームを買えだって。いや、あれはめっちゃ高いんで勘弁して…。

皆さん、これも育児あるあるですかね。是非対応策をご教授下さい!

 

 

扇風機にご対面

エマです。

雨が降る降ると天気予報が言うものの、数日間雨が降りそうで降らず、蒸し暑い事この上ない。

風すら吹かず空気が淀んでいるので、今日扇風機を引っ張り出してきました。我が家の扇風機は、数年前の猛暑の年に、扇風機売り切れになる中、何とか縦型の物を購入。現在も役に立ってくれています。

初めて扇風機に対面した次男、吹き出してくる冷たい風にキャッキャウフフ💕抱き締めたりと中々離れません。その間長男は扇風機に見向きもせずにTVに見入っていました。

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お風呂の後も扇風機の前に陣取って涼を取る次男。

今日は祝祭日だったので、午前中出かけた後は、長男の上手に作ったトミカ ・タウンで遊んだりとダラダラ。

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ああ、これから長い夏の間、10月まで祝祭日がないのだなぁと、8月にまだ祝祭日があるバイエルン州を羨ましく思いました。今日の祝祭日は「聖体拝受の日」、夏の始まりをつげる祝祭日です。

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本日、満を持して子供たちにトミカ のパーキング・ケースを渡しました。お片付けコンボイと、でるでるバケツだけでは収まらなくなってきた我が家のトミカ のミニカーたち。きちんと片付けが出来ますように!

 

 

 

エマの本棚 No.1

エマです。

私が一番大好きな本を紹介します。小さな頃に両親から貰って大切にし、今は海を渡ってドイツまでやって来ました。

馬場のぼる氏の「あおさんとりんご」

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絶版らしいのでリンクは無しで。

泥棒たぬきが盗んだりんごを袋へ詰めている処に出くわした、あおさん。りんごの分け前を条件に運ぶのをお手伝い。あおさんはりんごにありつけるのだろうか、というお話。「森のなかのあおさん」も同本に編集されています。

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どちらのあおさんも、のんびりとして、間抜けだけれど愛嬌のあるナンセンスさが光る一品。「11ぴきのねこ」シリーズ以前の作品。馬場のぼる氏の本の中では一番大好きな作品です。

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1979年に婦人之友社から発行。復刻版、あるのかしら。

そういえば池袋の自由学園明日館の一角に婦人之友展示室があって、馬場のぼる氏の初期作品が常時展示されています。馬場さんのファンには必見です。

自由学園明日館はフランク・ロイド・ライト氏と遠藤新氏に設計・建築された国の重要文化財、こちらも見る価値があります。但し土日祝祭日は結婚式等のイベントで使われる事があり、その際は中へは入れません(その場合でも庭周りは見学可能です)。旦那の専門が建築なのもあり、私たちも2回も見学した位素敵な建物。平日はとても静かなので、貸し切り状態でのんびりと見て回れます。ただ、重要文化財ですので、走り回られてキズでもつけられやしないかとヒヤヒヤものなので、流石に子供たちはまだ連れて行っておりません。まだちょっと敷居が高いかな…。嗚呼、また旧岩崎邸にも行きたいな〜

 

自由学園のリンクはこちら。

http://www.jiyu.jp/